スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ラトーヤ自伝第六章その11マイケルペプシ事故の傷跡

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫


History


第六章その11

驚くようなことでもないだろうが、ジョーゼフは息子のこの新しいマネージャーが好きではなかった。それはディレオの方も同じだった。


父はマイケルのもとで働く者には誰かれかまわず不満を言い、自分の感情をハッキリ表した。


マイケルはよくヘイブンハーストで打ち合わせをやったが、ジョーゼフが入ってくると、当然のことだが来客は心をこめて手を差し出した。


ところが父は冷たい目で、「なぜわたしが握手をしなけりゃならないのかな?あんたは息子からこっそり盗もうとしているだけなのに」と、あざ笑うように言った。


マイケルがそんな父にひどくうろたえ、困り果てたのは当たり前である。大人になっても、あたしたちは仲間にまだ自宅に来てもらうことができなかった。

pepsi 1984



1984年4月27日、あたしが母と家にいると、シュライン会館の事故でマイケルが重傷を負ったという電話を受けた。


マイケルは、兄弟とここでペプシのコマーシャルを撮影していたのだ。電話で知らせてくれた人は、急いで病院へ運ばれたとだけ言って、詳しいことは伝えなかった。あたしたちはシーダーズ・シナイ医療センターに駆けつけ、ジャッキー、ティト、ジャーメイン、マーロン、ランディと会ったが、みんな待合室で身を震わせていた。


兄弟たちがカメラに向かって何回も何回も演じていた時、会場は金切り声を上げるファンで満員だった。


マイケルは〈ビリー・ジーン〉をアレンジした曲に合わせて大階段を踊りながら降り、登場しようとした。


階段のいちばん下に立つと、爆発音がし、それを合図に照明をマイケルに合わせ始めることになっていた。

pepsi 1984-in bed

けれどもこのシーンの撮影では、2,3秒長くポーズをとったままにするようにディレクターから頼まれた。


ところがそうこうしているうちに装置が速く爆発してしまい、髪の毛に火がついてしまったのだ。(それについての記事はコチラ→pepsiのコマーシャル事故について


数秒間、マイケルは何が起きたかわからなかったけれど、階段の下で踊りのスピンに入った時突然「ティト!」と悲鳴を上げた。


幸い、あたしたちファミリーの従業員となっているマーロン・ブランドの息子、ミコが、とっさの判断で弟の髪の毛を手でこすり、必死になって火をもみ消してくれた。


誰かが冷静に火傷の箇所に氷を当て、救急車が到着するまで暖かくし、落ち着くようにしてくれた。


あたしはいきなりマイケルの個室に入っていった。弟はベッドに横になっていたけど、とっても小さく見えたことを覚えている。まるで子供みたいだった。


「マイク、大丈夫?」あたしは優しく尋ねた。
すごく痛そうだったけれど、「うん、元気だよ、ラトーヤ」と返事があった。


でも、そうは言いながら、皮膚のことやどのくらい醜い姿になったか、ひどく気にしていた。頭の後ろの火傷なので、自分ではどのくらいひどいのかわからない。


「どう見える?大丈夫みたい?」

傷は直径が手のひらほどで、細胞が焦げて炎症を起こしているのだった。思わず身がすくんだけれど、「大丈夫だと思うわよ」と言ってすぐ話題を変えた。

pepse 1984-2


---------------
ジョー父ぃ「なぜわたしが握手をしなけりゃならないのかな?」って?ええ~それはちょっとマナーに反するでしょうが===!!

火傷の傷跡は本当にひどかったのですね、気の毒な事故でした。

-------------

ラトーヤ自伝第六章その12へ続く

その他の海外芸能人はコチラ←最新情報はコチラ♪

マイケル最新情報はマイケル・ジャクソンの軌跡を綴るブログ

ラトーヤ自伝第六章その12ブルック・シールズの下心

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫



第六章その12

傷は直径が手のひらほどで、細胞が焦げて炎症を起こしているのだった。思わず身がすくんだけれど、「大丈夫だと思うわよ」と言ってすぐ話題を変えた。

続きを読む

ラトーヤ自伝第六章その13ブルック・シールズの甘ったるい声





インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫



第六章その13

ブルックのことをこっそり“ジラフ・バット”(きりんのお尻)と呼び、彼女に心から我慢ならなかったジャネットは、「あたしに言わせて!」と熱心だった。
(※書籍中では、「きりんのお尻」と訳されているけど、「きりんそっくり」って意味でしょうか)


マイケルは降参した。「いや」とため息をつき、「彼女を連れて行くことにしよう。何しろ」―――――とそこで声をひそめ、―――――-「ぼくにキスしようとしたんだ!」


「ブルックが?!」
「ああ、顔に似合わず積極的だよ」


これがいつものシナリオだった。マイケルのうぶなところに魅かれるのだろうか。ほかの女性はもっと直接的にアプローチした。けれども彼女たちは単なる友だちだった。


彼女たちからたくさん贈り物があり、弟はそれを心からの愛情のしるしと考えた。ある有名な女優は、自分のイニシャルのETを図案化した美しいグレーの絹のシーツ一式をプレゼントした。


あたしたちは、すごく贅沢で美しいと思ったが、こんな贈り物をすると思い違いされるのでは?と心配したものだった。

1984-Guinness-World-Records0406.jpg


マイケル、ブルック、そしてあたしは一緒にアメリカ音楽賞(the American Music Awards)に出かけた。


あたしにとってすごく長い夜であった。まず最初にブルックの隣りに座った。その列の下手(しもて)には、あたしが大好きなフリオ・イグレシアスが座っていた。


あたしはいつも彼のレコードに耳を傾け、彼ってとってもハンサムだわと思い、寝室の暖炉の上には彼の写真のついたカレンダーをかけていた。


式の間ずっとブルックは、「ラトーヤ、フリオがあなたを見つめているわよ」と、耳元で興奮してささやいていた。


「いいえ、見つめてなんかいないわ」とあたしは答えたけれど、ブルックは同じことをその夜は10回以上も言った。


あたしに嫌がらせをするために言っていたみたいだったので、フリオが大好きだということをマイケルがしゃべったのではないか、と思った。もしそうなら、ブルックのもくろみは成功したわけだった。


次に気に入らなかったのは、マイケルの態度だった。うしろから蹴飛ばしてやりたいと思った。数分おきに鏡をさっと出し、自分の姿をじっと見つめ、髪のカールをいじり回し、頭をそらせて全方向からチェックしているのだった。


20回くらいやったあと、あたしは体を乗り出して、「もう一回それを取り出したら、ひったくってシートの下に投げるわよ!」とおどした。


「ステージに上がった時、格好よく見えるようになったよ」と答えた弟は、その間も決して鏡から目を離そうとはしなかった。


「いつ呼び出しがかかるかわからないからね。どう思う?ブルック」
「まぁ、マイケル、ステキよ!」とブルックは甘い声を上げた。


“2人とも信じられない”とあたしは心の中で思った。まわりをちらっと見ると、フリオ・イグレシアスと目が合った。案の定、あたしにウィンクしていた!ああ、なんて晩でしょう。


マイケルは賞を受け、式のあとあたしたちはCBSレコード主催の仲間うちだけのパーティに出席した。部屋をぶらぶらしていると、息を切らした大きな声が聞こえた。

1984-julio-iglesias-with-michael-jackson.jpg
(フリオ・イグレシアス、ラトーヤ、マイケル、とアーノルド坊やかな?)


「おっと大変!ラトーヤ、ぼくだ!ぼくだ!」あたしが戻ろうとする前に体をつかみ、キスをし始めた。


唇に慌てて軽くするキスではなく、本格的なキスなのだ。フリオが腕を伸ばしてあたしを抱き、「どうです、このウエスト!まるで小さなお人形さんだ!」


---------------
フリオ・イグレシアスといえば「黒い瞳のナタリー」彼は『世界の恋人』、いや『世界の女性の恋人』などと言われていましたね。
ラトーヤってもてるんだ~~(^-^)


-------------

ラトーヤ自伝第六章その14へ続く

その他の海外芸能人はコチラ←最新情報はコチラ♪

マイケル最新情報はマイケル・ジャクソンの軌跡を綴るブログ

ラトーヤ自伝第六章その14幻のマイケル義兄フリオ・イグレシアス

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫


スリラー 25周年記念リミテッド・エディション(DVD付)

第六章その14

唇にあわてて軽くするキスでなく、本格的なキスなのだ。フリオが腕を伸ばしてあたしを抱き、「どうです、このウエスト!まるで小さなお人形さんだ!」と叫んだ時、まわりのひとはみんなこちらを見つめていた。


フリオはすごく情欲的な感じがする、あたしにはあまりにも情欲的だ、“彼から逃げ出そう”とあたしは思った。“でも、どうやって?”


フリオは不意に椅子に腰かけ、あたしをひざに引き寄せてキスを続けた。あたしはひざの上に乗った大きな赤ん坊みたいだった。


本当に背の立たない深みにはまってしまい、どうしたらしとやかさを失わずに逃げ出せるか、さっぱりわからなかった。自分の人生経験の浅さが痛いようにわかった。結局は、丁寧に謝って逃げ出したのだった。



フリオはまもなく、あたしたちファミリーの親友になった。一度家にやってきて、母に「もしお嬢さんと結婚することになったら、どう思われますか?」などと尋ねた。


J_iglesias_j_b_gr_01-500x321.jpg
(2010年8月、20年間付き合ってきたミランダと親族だけの結婚式をした時の記念写真)


「彼の言うこと、気にしちゃダメよ。ほんの冗談なんだから」とあたしは言った。

フリオは本気で、「いいかマイケル、いつの日か君の義兄になれるんだぞ」と続けた。


あとでマイケルはあたしに言った。「ラトーヤ、フリオは本当に好きなんだよ、そう言っていたもの」


「ところでマイク、何をしてもいいけど、あたしの部屋にある彼の写真は見せないでね、お願いよ」ああ、あたしはなんておバカさんだろう。次にやってきた時、弟はフリオをあたしの寝室に案内したのだ。


まもなく町中の人が、あたしの“惚れ込んだ男”について知っているようだった。本当は違うのに、たまたまフリオの音楽が好きだっただけだったのに。
ロマンスには興味がなかった。


ある日、クインシー・ジョーンズがやってきて、フリオの家を買ったと言った。彼はあたしをからかって言った。「これで、ぼくのこともフリオと同じくらい好きになってくれるかい?」


しばらくして、ニュージャージー州のアトランティックシティで偶然フリオに会い、この時もキスしようとしたけれど、あたしは唇をしっかり閉じた。


彼はスペイン訛りで、「ラトーヤ、きみはおばさんみたいにキスする!」と叱った。彼はあたしを抱きしめ、そこに触れたらオーケーという人がいるらしい場所を触り続けた。


でも、あたしは違っていた。フリオはそういうことをする人なのだ。でもありがたいことに、やっとフリオはあたしを離してくれた。




このころから、スーパースターになったマイケルのもとには、地位や金銭目当てに彼を利用したいとか、前途が開けるように力になってほしいという女性がどんどん集まってきた。


あたしが一番恐れていうのは、女性が彼を愛する理由が、性格や人物というより彼の名声や地位のためであることに、弟が気づかないことだ。


これは有名人なら誰でも悩む問題だけど、弟は異性とつきあった経験が本当に乏しいので、ちょっと厄介だと思う。


もしマイケルが結婚するなら、同じような有名人か、彼のことなど一度も聞いたことのない人のどちらかになる、とあたしはよく言っていた。


マイケルが世間の注目を浴びてからもう15年も経っているのに、〈スリラー〉のヒット後、マスコミはまるでマイケルが別の惑星から着いたばかりのように扱った。


弟は有名人であるばかりでなく、“非凡の人”となり、その影響は想像を絶するほどの規模になった。


家ではヘイブンハーストの門の外でぶらぶらしているファンの群れが膨れ上がっていった。なかには何年も立ち続けていたファンもいた。わたしは家族と一緒に自分の家の前で子どもたちが成長していくのを眺めている。


学校でオールAの成績をとることを条件に、母親からマイケルを見るために立っていてもいいという許可をもらった若者を思い出す。彼は実際にオールAをとったのだ。


また、弟の目をひこうとして洋服をパッと脱ぎ、裸でうろうろしていた若い女の子たちのことを覚えている。この光景は、ただそれだけのことなら、たしかに見張りに明け暮れていた日々を明るくしてくれた。

---------------
ラトーヤ、フリオと結婚していたらすごいことになってたんでしょうかねぇ~。Wikiによると邸宅は世界中数か所、資産5000億ドルということになっていますね。(^-^)
「そこに触れたらオーケー」な場所って???

-------------

ラトーヤ自伝第六章その15へ続く

その他の海外芸能人はコチラ←最新情報はコチラ♪

マイケル最新情報はマイケル・ジャクソンの軌跡を綴るブログ


ラトーヤ自伝第六章その15恐怖のストーカーたち

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫


ライヴ・イン・ブカレスト [DVD]


第六章その15

また、弟の目をひこうとして洋服をパッと脱ぎ、裸でうろうろしていた若い女の子たちのことを覚えている。この光景は、ただそれだけのことなら、たしかに見張りに明け暮れていた日々を明るくしてくれた。


ジャクソンズはみんなファンが大好きだけれど、ぽかんと見とれている人やサインをねだる人たちみんながみんな無害というわけではなかった。


すごく落ち着きのないファンがいるし、ジャクソンズ、特にマイケルとの関係で困った変な考えを持っているファンもいる。


いたるところに姿を現すある女性は、「イエス様がマイケルのためにあたしをここにつかわしたのです。あたしはマイケルの仲間なのです」とガードマンに訴えるのだった。


マイケルに会わせてくれなければ危害を加えると脅迫したので、警察が逮捕し一晩留置したけれど、翌日になるとまた門のところに戻ってきて、お願い合わせて、会わせなさい!会わせないと危害を加えるわよ!と繰り返すのだった。


ガードマンが午後の巡回をしていた時、ホーム・レコーディング・スタジオの寝椅子で眠っている女性を発見した。


隣のキャンディストアで手に入れた甘いお菓子やスナックを食べながら、見つからないまま何日もそこにいたらしかった。警察が留置場に引っぱっていったけれど、案の定、翌日またちゃんと戻ってきていた。


それから間もなく、マイケルとあたしは何回か高い階のバルコニーつきの彼の部屋でビデオを見ていた。変な音がしたので上の手すりを見上げると、こちらをじっと見下ろしている人の姿が見えた。


なんとこの前の女性だった!階段を降りてくるので、2人とも悲鳴をあげて駆け出して出口に急いだけれど、パニック状態だったので戸口で鉢合わせしてしまった。


まるでドタバタ喜劇の無声映画のようだった。どうにか押し分けて通り、廊下を走り抜け、あたしの部屋に逃げ込んで鍵をかけガードマンを呼んだ。やってきたガードマンはまた彼女をつまみだした。


別の日の朝、家族全員がすさまじい音で目を覚まし、何事かと走って表へ出た。小柄な若い女性がプールのまわりをドシンドシン歩き、声を張り上げながら、屈強な男が4人がかりでやっと置いた大理石像を倒しているのが見えた。


像をみんな倒すと、プールと泡風呂、ガス灯の加熱器に通じているガス栓をひねり始めた。


「みんな殺してやる!1人残らず!」その女性はヒステリックな金切り声を上げた。


ガードマンが来るのを待っている間、父は何とか落ち着かせようとした。2人が家の中に入り、父が「オーケー、名前は?どうやって入ったんだ?なんでこんなことをするんだ?」と問いただした。


彼女はジョーゼフ、母、マイケル、ジャネット、ランディ、そしてあたしの順で睨みつけ、スカートを持ち上げ、取り乱した声で、「名前はプッシー、みんなやっつけてやるんだ!みんなだ!憎らしいんだ!みんなマイケルのそばにいるからだ!」と叫んだ。


「何を言っているんだ?」
「みんなが憎らしいんだ!」


と彼女はあたしのほうを見ながら言い、「必ず生きていられないようにしてやる。神がお前たちを殺す!」と続けた。聞き飽きたあたしは部屋から出ていった。

michael-jackson-8-5-09.jpg

それ以後は警備を厳重にしたけれど、それでも心配の種は尽きなかった。本当に悲しいのは、どんなに素敵に見える人でも、見知らぬ人というだけでみな恐れるようになったということだった。


あたしにとって一番恐ろしい出来事のひとつは、寝室の壁紙を張るために雇った若い男のケースだった。


礼儀正しく魅力的な男性で、仕事をしながらあたしと打ち解けた会話を始めた。わずかばかりの仕事を仕上げるのに、わざわざまる一日もかけたという印象はなかった。


“彼は完璧主義者に違いない、素晴らしいことだわ”、そう思った。翌日、仕上げたところに戻って再点検したいと言い出したときも、別に変だとは思わなかった。


彼は戻ってきて、あたしたちはまた和やかに雑談した。サイン入りの写真と推薦状が欲しいと言うので、喜んでそれを渡すと帰って行った。


次にわかったのは、この男が、ラトーヤを愛している、会わせないのなら彼女を殺す!とガードマンに口走りながら、正門のそばをうろうろしていることだった。


「部屋はどこだかわかっている。調べてあるんだ、入り方も知っている」といったそうだ。


できる限り安全なように警備してあるけれども、こんな重大なことは真っ先にあたしに知らされるべきだろう。背筋が寒くなった。“今にもあたしの部屋に現れる”…あんなノーマルな人に見えたのに。


それで終わりではなかった。…
---------------
毎日を見知らぬ人の脅迫や、見知らぬ人の狂信的な思いに苦しめられながら過ごしていたジャクソン家の人々…想像以上の日々を送っていたんですね。
-------------

ラトーヤ自伝第六章その16へ続く

その他の海外芸能人はコチラ←最新情報はコチラ♪

マイケル最新情報はマイケル・ジャクソンの軌跡を綴るブログ

ラトーヤ自伝第六章その16殺されたってかまわない!マイケルの宣言

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫


Latoya Jackson


第六章その16

できる限り安全なように警備してあるけれども、こんな重大なことは真っ先にあたしに知らされるべきだろう。背筋が寒くなった。“今にもあたしの部屋に現れる”…あんなノーマルな人に見えたのに。


それで終わりではなかった。ある日の午後、車が門から出て行くと、赤い車があとをつけているのに気がついた。あの男だった!


握りこぶしを振りながら、「お前を殺す!オレを愛していないからだ!オレを認めていないからだ、オレを認めないで無事にすむ女はいないんだ!いいか、気が変になるほどお前に惚れているんだ!」と、顔を真っ赤にして絶叫していた。


どうやって追跡をくらまそうかと、反狂乱状態で考えていると、ハンドルを握る手は震え、涙で視界がぼやけてきた。あたしは目的地を変更し、ヘイブンハーストへと帰った。


幸いガードマンの1人が通りを疾走してくるあたしに気づき、スピードを上げて入るのに合わせてゲートを開けてくれた。


門が閉まった時、あの赤い車がそのわずか1メートル足らずのところにキーッと音をたてて止まったのだった。

rolling stone1


こんなことが起きたり、あたしの夫になるとか、あたしの子ども(これはニュース!)の父親からだとか、ばかげた手紙を受け取ったりする時は、それほど敵意に満ち、危険あふれる世にいるくらいなら、ヘイブンハーストの家の中にいるほうが安全だといつも改めて納得するのだった。


ある朝、家の中にあたし1人しかいず、部屋で眠っている時、玄関の外で騒がしい音がした。走っていってみると、ナイフを振り回しながら「ラトーヤ!ラトーヤ!」と叫び続けている男と、数人のガードマンが取っ組み合いをしていた。


あとでわかったのだが、その男はあたしを殺す使命を帯びてやってきた、理由はあたしが“彼のもの”だからだ、ということだった。この事件は本当にこたえた。


マイケルも同様だった。彼はボディガードに感謝したけれど、いらいらして彼らに「オレの背中から離れろ!近すぎるぞ!間隔をあけろ!」と噛みつくことがよくあった。


ある日、弟はもうこれ以上は耐えられないと考え、「そうだ、もう警備はいいぞ。殺されたってかまわない。一週間警備なしでやるつもりだ」と宣言した。


「マイク、それはできないわ」あたしはびっくりして言った。
「いや、できる。見てりゃいいんだ!」

billbray02.jpg
(ビル・ブレイ右)

弟は王国会館や仲間の家、その他2,3の安全な場所に1人で運転して行き始めた------警備主任のビル・ブレイが、彼の行くところには必ずついて行ったのも知らずに。(ビル・ブレイの記事はこちらへ)



マイケルは車の運転がうまいというわけではなく、ヘリ石に乗り上げたり、高速道路で急回転しそうになったりし、警備なしの一週間は決して大成功とは言えなかった。


家から3,4キロのところで車が故障したことがあり、弟はどうしていいかわからずに車道の真ん中に車を乗り捨て、有料電話のところまで走って「警備にオレを迎えに来させろ!」と電話をかけた。


また別のとき、ファンがいっぱい乗った数台の車がマイケルを取り囲み、車道に沿ってあとをつけ、彼の車をふさいで無理に止めてしまった。飛び出してきたファンは、「やぁ、さわって挨拶したいだけなんだ」と叫びながらマイケルのところに走ってきた。


「いいとも、いいとも」安心したマイケルは答えた。彼らがちょっとおかしい連中だと思い、立ちすくんでいたのだった。


一般市民だけでなく警察もうるさくつきまとい、マイケルの悩みになっている。あたしが特に怖いと思っているのが警察なのだ。


違反は何もしていないし、本人であることは間違いないのに、地元の巡査が弟の車を止め、免許証と登録証-------弟を引きとめておけるもの------を見たいと求めたことが何回もあった。
---------------
スーパースターとして避けられぬ人々の視線、押し寄せに、マイケルは苛立ちながらも頑張ったんですよね~しかしこの一週間はうまくいかずさらに恐ろしい事件がマイケルを襲います…次の記事をお待ちを~~(^-^)
-------------

ラトーヤ自伝第六章その17へ続く

その他の海外芸能人はコチラ←最新情報はコチラ♪

マイケル最新情報はマイケル・ジャクソンの軌跡を綴るブログ

ラトーヤ自伝第六章その17殺されかけたマイケル

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫


ライヴ・イン・ブカレスト [DVD]


第六章その17

違反は何もしていないし、本人であることは間違いないのに、地元の巡査が弟の車を止め、免許証と登録証-------弟を引きとめておけるもの------を見たいと求めたことが何回もあった。


あとで正門にいる常連のファンからの話で、ある警官が、「いつかマイケル・ジャクソンの車を片側に寄せ、なぐりつけてやるんだ!なぜだって?奴がマイケル・ジャクソンだからだよ」と自慢そうに話していたことがわかった。


トラブルがマイケルのあとをつけているようだった。皮肉なことに、いちばん怖かったのは、マイケル・ジャクソン当人であることも知らなかった男に出くわした時だった。


マイケルと母は、ビル・ブレイが同行してアラバマ州の母方の祖父の家を訪問していた。


マイケルとビルは午後のドライブに出かけ、ガソリンスタンドに停まった。ビルがトイレに入っている間、マイケルは隣の店であれこれと商品を見ていた。


ビルが出てくると、驚いたことにマイケルが消えていた。「どこだ、ホモ!」弟の愛称でビルは大声で呼んだ。


billbray012-7dfa6.jpg
(bill bray)

突然、「助けてくれ!助けてくれ!」という声が聞こえた。マイクだった。店の中からの叫び声だった。ビルがドアから跳び込んで行くと、弟が床の上に体を丸め、白人が「お前の全部が憎いんだ!お前が憎い!」と、ぞっとするような毒々しい言葉で叫びながら、弟の頭や腹部を激しく蹴っていた。男は弟のことを、何回も何回も黒んぼと叫んだ。


背の高い中年のビルは、襲ってくる男を押さえつけ、数か所の深い傷から血を流して叫び声をあげていたマイケルに手を貸して起こしてやった。

「何が起きたんだ」とビルは尋ねた。


「奴が棒キャンディを盗もうとしたんだ!」男は弟を指差して言った。「何かポケットに入れるのを見たんだ!」


「やってないぞ!」マイケルは抗議した。
「いや、やった」


「ちょっと待て」ビルは疑いの目で言った。
「キャンディなんて大嫌いなんだ。だから盗むなんてことはしない。そう、棒キャンディを盗むなんてことがあるもんか」


襲った男は、その時相手が誰だか知らずにやったらしかった。彼にとってこの男は、ののしることのできる1人の黒人------黒んぼ-----に過ぎなかった。ビルはマイケルを急いで近くの病院に運び、傷と打撲の手当をさせた。


wmastage737957un5.jpg

母はアラバマから電話し、この事件をあたしたちに話した。あたしたちはみんな怒りと悲しみの声をあげた。どうしてこういうことがまだ起こるのだろうか。


ビルがいっしょにいなかったら、マイケルは殺されていたかもしれなかった。ジャーメインは激怒し、今にもアラバマにすっ飛んで行き、自分の手で制裁を加えかねない様子だった。


自警制度では問題の解決にはならないと、なんとか説得するまでだいぶ時間がかかった。


その代わりとして、店主を相手に訴訟を起こした。外に立っていた2人の少女が暴行を証言し、1人はマイケルのため証人に立つと申し出た。


あたしたちは、人種差別による暴力を阻止しなければ、と痛感したけど、あいにくこの事件では正義は優勢ではなかった。


人種差別者は、詫びる気持ちなどまったくなかった。それどころか、襲った黒人が有名人だとわかり、かえって憎悪の炎を燃やしたのだった。今にもマイケルを殺しそうだった。


ビルは、この男は気がおかしくなっていて、本気で脅迫している、訴訟はやめたほうがいいとあたしたちを説得した。このことではみんな不愉快だったけれど、本当にこうするよりしかたなかったのだ。

Rosa- Parks
(ローザ・パークス)

---------------
本当にひどい事をする人間がいるんですね、アメリカの人種差別は根強いものがあるようですね。
アラバマといえば、インディアンの部族が虐殺されたことが有名ですね。
そして、何といってもローザ・パークス事件(1955年)が口火を切った公民権運動で知られた州です。ローザは公営バスに乗車中、運転手の命令に従わず、白人に席を譲ることを拒み人権分離法違反で逮捕された人です。公民権運動の母と呼ばれました。2005年亡くなっています。

それにしたって、マイケルの「ホモ」なんてニックネーム(;一_一)なんで?

-------------

ラトーヤ自伝第六章その18へ続く

その他の海外芸能人はコチラ←最新情報はコチラ♪

マイケル最新情報はマイケル・ジャクソンの軌跡を綴るブログ


ラトーヤ自伝第六章その18盗聴するジョー父

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫


ヤング・マイケル・ジャクソン写真集 1974-1984 【初回限定版】


第六章その18

ビルは、この男は気がおかしくなっていて、本気で脅迫している、訴訟はやめたほうがいいとあたしたちを説得した。このことではみんな不愉快だったけれど、本当にこうするよりしかたなかったのだ。


あたしは門の外にいるファンのせいで囚人のような気持ちになったばかりでなく、自宅の中で囚人のようだと思った。


ジョーゼフはいつもあたしや兄弟たちの会話を立ち聞きしていた。今では内部通信装置や家中に張り巡らせた最新の盗聴装置を使って、話を盗聴するようになった。


父は相変わらずすぐかっとなった。あたしはいつもびくびくした生活をしていた。何かの理由で父と二人きりで家にいることになると、車に乗って何時間もあてもなくドライブした。


ジョーゼフがあとを追いかけてこようものなら、武装したガードマンでもあたしを救出できないということがわかっていた。


ある日、ジャネットの寝室の窓から、見知らぬ人が正門を通って入ってくるのを見つけた。玄関を通り、両親の部屋まで歩いていって、「誰か中庭に入ったわ。誰か知ってる?」と浅はかにも尋ねた。

joekathaline.jpg


父は座っていたところから顔を上げ、突然火のようになって怒りだした。「この家を牛耳っているのはお前か?」ある続きの間に向かって戻り始めた。


ジョーゼフが、「オレがこの家の主人なんだ!家に来るようお前が頼んだのか?オレが来てもらったんだ!お前は何をしようというんだ?」と怒鳴りながらあたしにつきまとった。


これが15分も続いた。父は、「お前を窓から投げ出すぞ!お前を窓から投げ出すぞ!」と叫んだ。


「あたしが言ったことは…」
と言いかけると、ジョーゼフの後ろに立っていたマイケルが、指を唇に押しあて、やめろと首を強く振った。

joe and k11

父に向かって自分を弁護しようとしても、無駄で、危険なことは言うまでもないことだった。あたしは父が疲れ果てて部屋を出て行くまで、その場に立ったまま父の長いお説教を聞いていた。


あたしの心も頭もがんがん鳴っていた。命が消えていくように感じ、絶望に打ちひしがれてしまった。あたしは考えた。
 

“この生活が終わることはないのだろうか?
8歳の時と同じようにびくびくしながら、こうやって残りの人生を過ごすのだろうか?恐怖にうち震えながら?”


行くあてもなく、仕事のあてもなかったけれど、あたしは家を出た。

--------------
(;一_一)?
-------------

ラトーヤ自伝第七章その1へ続く

その他の海外芸能人はコチラ←最新情報はコチラ♪

マイケル最新情報はマイケル・ジャクソンの軌跡を綴るブログ

最新記事
カテゴリ
最新コメント
プロフィール
マイケルとフレディ・マーキュリーを こよなく愛すオバさんです(^-^)
そしてタケウチのパンが大好きな私、 そんなワタシの最強の愛読書がこれ
ブランジュリ タケウチレシピレビュー

ラトーヤファン

Author:ラトーヤファン
FC2ブログへようこそ!

リンク
ぶろぐ村
フリーエリア
  • SEOブログパーツ
アクセスランキング
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ダイナミックアド楽天
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。