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ラトーヤ自伝第六章その10 ショービズ業界の裏の裏

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫


Michael Jackson: Auction


第六章その10

「今すぐユダヤ人のところへ行ったほうがいいわ。この世界ではユダヤ人が支配しているんだから」…残念なことに、母の考え方がジャネットに乗り移ってしまい、あたしもユダヤ人が嫌いと言って、母の悪意ある非難に賛成するのだった。


そのやり方から判断すると、ジャネットはユダヤ人が好きだというふりをして、もらえるものは手に入れ、それから絶交するのがいちばんいいと思っているようだった。


そんな話を特に母の口から聞くと、あたしは胸が悪くなってきた。信心深い女性が、どうしてそんな忌まわしい存在になってしまったのだろう。


誰かが目の前で反ユダヤ的なことを言うと、マイケルとあたしはすぐ咎めた。あたしたちはユダヤ人が圧倒的に多い学校に通い、両親の態度は恥ずべきものだと知った。


「ある人種が他の人種より優れているとか劣っているとか、そんなこと言えないわ。あたしたちはみな同じなのよ」とあたしは主張した。


frank dileo-3
(Frank dileo)


「ママ、お願いだからこう考えて」マイケルは哀願するように言った。「ぼくたちは少数民族でしょ、ユダヤ人もそうなんだよ。彼らがどんな扱いを受けているかみてごらんよ。すごく苦労してきたんだ。だけど一致協力し、ものすごい進歩を遂げてきたんだ。なぜ1人種として、ぼくたちに同じことができないんだろう」


けれど、あたしたちのどちらかが、1人の行為からその民族全体を悪いものと決めつけることはできない、と注意しようとすると、母はいつもそれをさえぎった。


「ママにそんなこと言わないで!ユダヤ人はみな同じなのよ。ママはお前たちより長く生きてるのよ。経験だって豊富なの。ママはわかってるわ」とガミガミ言うのだった。


他の兄弟の中にも、同じように母と父の意見にうんざりしている者がいた。「こんな会話は聞き飽きたよ」と1人が言えば、「この家にちょっと寄ると、いつもユダヤ人の話ばっかりだ。吐き気がするよ」ともう一人が言っていた。


母の嫌悪感がどんなに強かったからは、何度か耳にしたこんな言葉を聞けばわかる。


「ヒットラーが一生で犯した間違いが1つあるわ。それはユダヤ人を皆殺しにしなかったことよ。彼はこの地球上に忌々しいユダヤ人をたくさん遺しすぎたわ。だから、ジョーゼフがいつも“アーメン”のあとに、“ユダヤ人に呪いあれ”とつけ加えるほどに増えたんだわ」


子どもたちに対する父の支配力が衰えれば衰えるほど、父と母は外部の人間に疑い深くなった。父はこれまでずっと、仕事には口出しするなと母に言い続け、母もそれに従っていた。


けれど、マイケルの〈スリラー〉のあとは、特に事情が変わってしまった。その一方で、母が悪いと言っているのではない。ふたりには、他の息子たちがどんどん奪われていくように思われたのだろう。


こんなことは音楽業界では簡単に行われているのだ。仕事を進めるために雇われた従業員が、2000ドル、3000ドルとうまく金をくすねることができ、わからないように金銭の“ギフト”をもらい、手数料と称して受け取ったそのリベートを隠すための契約の手直しができる、というのがこの業界なのだ。

大した資産もない男をマイケルが雇ったところ、2,3週間後にはピカピカのBMWを運転していた-----こういう話も決して珍しくなかった。

frank dileo-1
(Frank Dileo)

仕事の依頼が次々と押し寄せ、どうにも動きのとれなくなったマイケルは、1984年、フランコ・ディレオをマネージャーに雇った。


けれど、実際にはマイケルが引き続き仕事の管理をしていた。マイケルはディレオをエピック時代から知っていた。


彼は同社の前副社長として、〈スリラー〉の売り込みには欠くことのできない存在だったのだ(同社の重役たちは、このアルバムは失敗するだろうとかげでは言っていた)。

Frank_DiLeo_833304a.jpg
(Frank Dileo)

ディレオはあたしの言う“ノー”マンで、やり手というよりは調整タイプのマネージャーになった。


というのも、弟が人の頼みを断ることのできない性格だったからだった。額が禿げ上がり、頬が赤ちゃんのようにふっくらし、丸々と太った子男のディレオは、横柄にしようと思えばできたのにマイケルの命令通りに動いていた。


驚くようなことでもないだろうが、ジョーゼフは息子のこの新しいマネージャーが好きではなかった。

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キャサママ、過去に何か苦い経験があって、それがユダヤ人とだったのだろうか…ユダヤ人に対する発言は確かに激しいものが感じられるんですが…

そう、2月のラリー・キング・ライブではブライアン・オックスマンと出演したジョー父は、確かにフランク・ディレオとトーメ・トーメ医師を名指しで非難していましたね。その記事はコチラ→記事ソースラリー・キング・ライブ出演ジョー・ジャクソント


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ラトーヤ自伝第六章その11へ続く

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