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ラトーヤ自伝第六章その9 マイケルのデマンと父解雇

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫


モータウン・ハンドブック


第六章その9

マイケルはマネージャーとしての父のやり方が間違っていることに早くから気づき、いつも愚痴をこぼしていた。


「あーあ、ジョーゼフがやってくる。ぼくのやりたくないことを頼みにくるんだ。ああ、こんなのいやだよ」などと、いつも言っていた。


あたしがオーバーねえと笑うと、「いつかやるぞ、ラトーヤ。冗談じゃない。ラトーヤのマネージャーをやり始めたら、きっとやめてほしいと思うよ。何かやりたいと思っても、それができないんだ。今にぼくの気持ちだってわかるよ」と反論するのだった。いつもその通りだった。


マイケルは、18歳の時から何でも自分でやってきた。父の仲間のフレディ・デマンやロン・ワイスナ―に、「こんなふうにしなきゃだめだよ。聞いているの?オーケー、これとこれを発表して……」などと電話で命令しているのを、偶然よく耳にしたものだった。


弟の物腰はどちらかといえば柔らかいけど、伝説に残るほどの経営手腕を発揮し、いろいろなジャンルの芸能人からよく相談を受けている。


1983年の初め、マイケルたちはジョーゼフとワイスナ―、デマンを正式に解雇した。父はショックを受け、傷つき、手数料が入らなくなるといって怒った。


“みんなを牛耳っている”という言葉が気に入っていたけれど、ジョー・ジャクソンは初めてみんなを牛耳れなくなり、途方に暮れた。


ジャネットとあたしのマネージャーはまだやっていて、あたしたち以外の芸能人も残ってはいたが、まるで無名の人ばっかりだった。もう以前と同じではなかった。


The-Jackson-Family-Tyresse.jpg


父が解雇されたという噂が新聞社に届いたとき、父はそんな噂はウソだ、というような反応を示した。


「グループを解散させて儲けようとしている、蛭みたいな奴らがいっぱいいるんだ。そんな奴らがマイケルの耳にいろんなことを吹き込んでいるが、それがどんな連中だかはわかっている。奴らの目当ては金だけだ。ジャクソンズの生まれる昔から芸能界にいるんだ。最後までいるぞ」


そんな父の言葉は広くマスコミに引用された。ジョーゼフはリポーターに、「CBSの会社組織と取引するには白人の助けが必要になる。ワイスナ―とデマンなら役に立つと思った」から契約したと語り、「だけど、パートナーなら当然受ける敬意を払おうとしなかったから、辞めさせたのだ」と付け加えた。


ジョーゼフの人種差別的なコメントに、あたしたちはみなショックを受け、当惑した。マイケルは、「ぼくは人種偏見など持っていない。黒人だから雇うのではなく、有能だから雇うのだ。最適任者であれば、人種も宗教も関係ない」と公式声明を出した。


さらに、「人種差別はぼくのモットーではない。いつの日か、あらゆる人種が一家族として愛し合うようになることを期待している」とつけ加え「どうして父があんなことを言うのかわからない」と、それ以上傷が広がらないように心遣いをした。


ところが実際には、あたしたちはみんな、父ばかりでなく母のことでも事実を知った。恥ずかしいことだけれど、両親とも人種差別的な考え方をしていて、特に、芸能界で才能を発揮しているユダヤ人に対して差別的態度をとっていた。


「この世界では、どこへ行っても何をやっても必ずユダヤ人がいる。我慢ならないわ」と、母はいつも苦々しげに言っていた。


「ユダヤ人はいつもトップにいるし、鼻がばかに大きいね。何でも支配することが好きなんだから、ユダヤ人はみんな嫌いだわ」とながながと不平を言い立てていたが、当のユダヤ人と向かい合っている母の顔は、努めて優しさを装っていた。


皮肉なことに、ジョーゼフが法律やビジネスの面でトラブルを起こした時、母が最初に口にするセリフは決まっていた。


「今すぐユダヤ人のところへ行ったほうがいいわ。この世界ではユダヤ人が支配しているんだから」…


残念なことに、母の考え方がジャネットに乗り移ってしまい、あたしもユダヤ人が嫌いと言って、母の悪意ある非難に賛成するのだった。

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正義感の強いラトーヤ…マイケルそっくりですね。本当にふたりは双子のように考え方もそっくりなんですね。

でも実際、ユダヤ人の手は世界中どこにでも伸びていそうですよね…
ユダヤ人は鼻がばかに大きい…(;一_一)??

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ラトーヤ自伝第六章その10へ続く

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