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インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第六章その6マイケルの子供たちへの愛

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫


エイズと闘った少年の記録 (心にのこる文学 (7))


その6

ディナーはこれといって変わったことはなかった。この人がテーブルを離れようとしたとき、マイケルに包みをかけていない大きなボール箱を手渡した。あとで弟とジャネット、そしてあたしが母の部屋に運び、マイケルがそっと蓋を開けた。・・・


中に入っていたのは、いくつかの小さな箱で、それぞれ小枝や乾いた葉っぱ、それにカセットテープといった変わったものが入っていた。


あたしたち3人は箱を眺め、それから互いに顔を見合わせ、“あの噂は本当かも知れない”と考えた。メモとか、変わったプレゼントを説明する者は何もついていなかった。


「テープをかけて!テープを!」ジャネットはせきたてたけれど、マイケルは「ノー」と首を振り、「1つには他人の歌を盗んだと言われたくないんだ。本当に聞きたくないんだ」と説明した。


あたしたちはあとでそのテープを使用人の1人にあげた。彼はそれを聞き、戻ってきて報告した。「歌とおしゃべりでした。全部逆に録音してあります」


マイケルとあたしは、箱とテープの意味について話し合った。あとでアシスタントを通じてわかったことだが、マイケルのどっしりしたラインストン(人造ダイヤ)のついたソックス一足が、このミュージシャンの所有物になっていた。


あの客はマイケルに魔法をかけようとしていたのだろうか。そうとしか思いようがなかった。弟は「姉さんの信仰が厚ければ、たとえ誰かが必死になって魔法をかけようとしても、ききはしないよ」と言った。そうだとわかっていたけれど、いまも考えただけどぞっとする。


ヘイブンハーストであたしたちにもてたお客様は、子どもたちだった。たぶん、あたしたちの育てられ方への反動からだと思うけど、若者といっしょに慈善事業をたくさん行っていることは世間に知られている。


メイク・ア・ウィッシュ財団などの団体を通じて、マイケルに会いたいと子どもが頼んできた。


期待を裏切ったことは一度もなかった。数え切れないほどたくさんいる末期的病気の子どもたちにとっては、マイケル・ジャクソンと会えることは最後の願いだった。


マイケルは子どもたちの家や病院に出かけたり、ヘイブンハーストに招いたりして、好きなだけいっしょにいてあげた。


ホームシアターで観たい映画を見たり、あたしたちのキャンディストアで好きなキャンディを選んだりできるとわかったときの、子どもたちの表情を見るときほどうれしいことはない。


マイケルは、珍しいペットを見せてあげたり、ゲーム室で最新のビデオゲームをしたり、子どもたちが望むもの、子どもたちを楽しませるものは何でもやった。


子どもたちの訪問は多くは公表されなかった。訪問のあとも、大勢の子どもたちと交流が続いていることも公表されなかった。


ガンにかかっていた1人の少年は、ヘイブンハーストから帰ったわずか2日後に亡くなってしまった。

ryan white
(ライアン・ホワイトとマイケル)

子どもの訃報を聞くと、マイケルはいつもすすり泣きを始めた。エイズにかかりながら、この未知の病気と勇敢に闘った少年ライアン・ホワイトをはじめ、1人1人の子を本当に愛していた。


マイケルは、ライアンとその家族をサンタイネツの牧場に何度も連れだした。この子が1990年に亡くなった時は、葬式に参列した。これはめったにないことだった。

(※多数の著名人が参列したライアンの葬儀は「インディアナ州で行われた最大規模の葬儀」と呼ばれたという)

(※ライアン・ホワイト少年の記事はマイケル・ジャクソンの軌跡を綴るブログへ)



訪問客が誰であろうと、マイケルはあたしがそばにいるよう言い張った。あたしはいつもいっしょにいろんなことをやってきたけど、来客の時間になるとマイケルはあたしに、「さあ下に行こうよ、頼む」としつこくせがんだ。


「いいえ、マイク。今度だけは1人で行きなさい」
「頼むよ、ラトーヤ」
「いいわ、あとからね
「今でないとだめだよ」


マイケル・ジャクソンは本当は1人では何もできず、少しでも横から手助けしてあげなければならない人のようだ。


人間にとても興味を持っているけど、恥ずかしがり屋なので会話が途絶えると、座がしらけないようにあたしが代わりにおしゃべりをしたものだ。

yul brynnner king and i
(yul brynner)

ユル・ブリンナーが来たときも、弟はほとんど話さなかったので、礼儀上、〈王様と私〉や子どものことなど、あたしがこの有名俳優を質問攻めにした。
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誰だろう?魔術に凝ってたミュージシャンって…
ライアン・ホワイト君は素晴らしい自伝も遺していますね。
自伝の内容はコチラライアン・ホワイト自伝

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ラトーヤ自伝第六章その7へ続く

その他の海外芸能人はコチラ←最新情報はコチラ♪

マイケル最新情報はマイケル・ジャクソンの軌跡を綴るブログ

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