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インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第六章その5ラトーヤへの愛

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫


アルティメット・コレクション


その5

もうお世辞を並べたてるよりほかなかった。
「ルメットさんは、マイケルさんがとても有能だと本当に思ってますの。そしていつも〈ウィズ〉の素晴らしい演技のことを話しています」


「わあ、うれしいですね。じゃ、用意してますからね、失礼!」
「ママ!シドニー・ルメットがここに来るんだ!」マイケルは叫んだ。


「シドニー・ルメットがここに来るんだ!みんな急げ、ガレージを閉めるんだ!家を掃除しろ!」と、まるで鬼軍曹のように大声で命令を発した。


マイケルは異常に興奮し、洋服を引っ張り出しながら、「だけど、何を着たらいいだろう?髪型はどんなふうにしようか」と尋ねた。


あたしはこの時も、そして弟が尊敬する来客を門のそばで目立つよう待っている時でさえ、調子を合わせた。


とうとう我慢できなくなって、車寄せをぶらぶら出て行き、何気なく尋ねた
「マイク、ここでキャンプでもするつもり?」

sidney lumet
(シドニー・ルメット監督と妻ジェニー)

弟は門に目をやりながら、気が気ではないような様子で、「ラトーヤ、どうも腑に落ちないんだ」と答えた。


「それはそうと、秘書はなんて言ったの?こんなふうに(と、“トーク”をニューヨークなまりで“トウク”と発音して)言ってなかった?」とあたしはすまして聞いた。


マイクは目をくるっと動かした。「うーん……」

「秘書はニューヨークなまりで“ルメットさんはあなたがとても有能だと思ってますの”って言ったの?」
「言ったよ!」

弟はしばらく考え込んで、「待てよ」と疑うような目になった。

「電話を聞いてたんだろう!」
「聞いてなんかいないわ」あたしは無邪気に答えた。


「じゃ、秘書が言ったことをどうして知ってるんだ?」

「あれはあたしだったからよ」


マイケルはぽかんとした。「さあ、わかったでしょ!」笑いこけていたので、あたしは弟が庭のホースを取り上げたのに気づかなかった。


弟はやけになって大声で笑いながら、あたしのスエードのアンサンブルをびしょ濡れにしてしまった。あたしは悲鳴をあげて母に助けを求めた。



マイケルのような弟が持てるなら、たいていの女の子だったら何だってするだろう。あたしの心が乱れている時など、マイケルはわざわざ店まで車を走らせ、雑誌やよくいっしょに観ているビデオなどをどっさり抱えて戻り、いつもなぐさめてくれた。


フランク・シナトラのサイン入り写真をあたしのために見つけてきてくれたり、あたしの好きな著者を自宅に招き、元気づけてくれと、特にあたしのために頼んでくれたりした。

Cary_Grant_in_To_Catch_a_Thief_trailer.jpg

ケーリー・グラントがあたしのアイドルだと知って、ある夜、この伝説的な俳優をディナーに招き、あたしを驚かせた。


これまで名士にはたくさん会っているけれど、なんて感激!グラントさんはあまり長くいなかったけれど、82歳という高齢なのに思っていたとおり愛想がよく洗練されていて、立派だった。ひと言でいえば、完璧な紳士だった。


あたしが居間に入って行くと、ステキな英語で「どうぞゆっくりしていらしてください。おすわりになりませんか?」と言った。


まるであたしの方がお客で、グラントさんがホストみたいだった。あたしにとって記念すべき夜だった。


いちばん変わっていたお客様は、人気ミュージシャンだった。ロサンゼルスに住んでいるとレコード界のゴシップをたくさん耳にするけれど、人柄なんて実際に会ってみなければわからないものだ。

cary grant-2


この人は魔術に首を突っ込み、さかんに練習しているという噂があった。(名前はわからないけれど、他の芸能人にも同じような話を聞いたことがあった)。


“エホバの証人”では、オカルトを信じたりそれに関係したりすることは禁じられている。でも、信者やまじない師になるわけではないし、魔術の存在を認めるだけならいいのではないだろうか。


ディナーはこれといって変わったことはなかった。この人がテーブルを離れようとしたとき、マイケルに包みをかけていない大きなボール箱を手渡した。


あとで弟とジャネット、そしてあたしが母の部屋に運び、マイケルがそっと蓋を開けた。・・・
---------------
ホースで水、この場面結構有名な逸話なんですよね~。私もかけてもらいたい~~!
しかし往年の名優、ケーリー・グラントがジャクソン邸へ来ていたとは!
この、ヒッチコックのお気に入りだったケーリー・グラントは、確か82歳で急逝しました。管理人も大好きです♪

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インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第六章その6へ続く

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本当に、ふたりはいつも仲良しで一緒にいて、あ~素敵な日々だっただろうな~♪
リアルでこんなひとコマ見てみたかったですよね~(^-^)

ラトーヤ大成功ですね(^_-)いたずら好きなマイケルがまんまと…(^^)
双子なの?と思わせるくらい仲の良い2人でステキなエピソードがたくさんあって羨ましいし私もハッピーになっちゃいます(^O^)。。。
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