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インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第六章その4鬼軍曹マイケル騙される?

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫


ウィズ [DVD]
シドニー・ルメット監督

その4

だらしのない格好をしたり、バスローブのまま歩き回るといったこともできなかった。あたしたちはいらいらしたが、その分、いつも小奇麗な身なりでいようと努めることにはなった。


ところが、ジャネットは平気で野球帽をかぶり、しわくちゃのTシャツを着ただけの姿で、階下に降りてきたことが2度ほどあった。


来客が信じられないといった顔をしてみていると、「ハーイ!」と陽気な声で挨拶し、さっさと出て行ったのだった。マイケルは大いに傷つき、見たこともないほどの激怒ぶりを見せた。


「ちゃんとした服を着てないのなら、降りてくるんじゃないよ、ジャネット!誰が来ているかわからんじゃないか、困っちゃうな。頼むよ」と、マイケルはあとで叱りつけていた。


「こんな家なんかもういや!」ジャネットは不平を言い立てた。
「好きな格好で歩けないじゃない。第一、お手伝いさんが多すぎるのよ。だからいつもきちんとした服を着なくちゃならないんだわ。それに、下に降りて行って好きな格好でいたいと思っても、できないじゃない。気が変になりそうだわ!」

あたしにはジャネットの気持ちがわかるけど、「ジャン、Tシャツは階段までよ」と角がたたないように注意した。


マイケルが「その太くてくさいも(・)も(・)はみっともないぞ!」と大声でからかったので、妹は自分の部屋に駆け込んで乱暴にドアを閉めてしまった。ベッドにいた犬を怒鳴って追い払う声が、ホールにいても聞こえた。



マイケルは申し分のないホスト役で、なんでも完全なところを見せたがる。誰かを招待すると、あたしをわきへ連れていってしつこく尋ねるのだった。


「飲み物は充分あるんだろうね。食べ物は他に何か欲しいと思わないかな。万時オーケーだと思う?」


「マイク、もうお客様にお聞きしたのよ。そしたら何もかも素晴らしいって」
「本当?」
「ええ、本当よ」


しばらくすると、弟の優しさがかえって腹立たしくなってくる。ある日、外出しようと身支度をしていた時、マイクにいたずらしてやろうという気になった。


父の部屋に入り、別の線から弟に電話をかけた。ニューヨークなまりに最高に似せて話をした。「もしもし、マイケルさんですか?」


「そうですけど?」
「こちら、シドニー・ルメットの秘書のものでございますが」
「ああ、はい!」映画〈ウィズ(オズの魔法使い)〉でいっしょに仕事をして以来、この監督を尊敬していたマイケルが、胸をドキドキさせているのがわかった。


「ルメットさんが当地に見えて、あなたに会いたがっているのですが」
「本当ですか?」受話器を横に置く音がして、「ラトーヤ!ラトーヤ!」と叫びながらあたしの部屋に走ってくる音が聞こえた。


あたしは受話器を枕の下に隠した。「ここよ!」
マイケルの頭がひょいっと戸口に入ってきた。「誰からかかってきたと思う?シドニー・ルメットの秘書からだよ!なんでだと思う?」興奮のあまりわれを忘れたマイケルを見て、あたしは今にも吹き出しそうになった。

0820-Wiz production



「シドニー・ルメットがぼくに会いたいんだって!」
「え?ルメットが?」


「そうなんだ。じゃ、戻るよ。秘書が待ってるから」2,3秒後、「もしもし」という息せき切った声が聞こえた。


あたしはニューヨークなまりで言った。「もしもし、マイケルさん、ルメットさんはそちらのお宅でお会いしたいそうです。もうそれほど遠くないところに来ています。お寄りしてもよろしいですか?」


「冗談じゃないんでしょうね、あ、電話切らないでください!」
マイケルはまたジョーゼフの部屋にすっ飛んできた。


「ラトーヤ、どうなったと思う?今こっちにみえるんだってさ。会いたいんだけど……」


弟はいつもチリひとつ落ちていない家を見渡し、「掃除しろよ!」と怒鳴ると電話口に戻って、いつでもどうぞと、“秘書”に言った。


もうお世辞を並べたてるよりほかなかった。
「ルメットさんは、マイケルさんがとても有能だと本当に思ってますの。そしていつも〈ウィズ〉の素晴らしい演技のことを話しています」

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あらら、ラトーヤのいたずら、どうやって白状するんだろう?
わぉ、マイケルの反応はどんな風なんやろう?

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マイケルの新しい本、聞いたことのないお話があって新鮮です⇒マイケルの贈り物―ファンが綴る感動の日々



インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第六章その5へ続く

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