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インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第五章その15キャサリンの狂乱

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫



その15
電話を置いてから、彼女は父の個人用の事務所に気取った足取りで入って行き、「もう1枚クレジットカードちょうだいよ!」と、かみつくような声を出し、命令口調で言った。


「しーッ、あいつらに聞こえるぞ」と、ジョーゼフの声が聞こえてきた。


「あの人がどんなふうにジョーゼフに話し、どんなふうに命令しているか信じられる?」あたしは妹にささやいた。


ジャネットが答える前にジュディが席に戻ってきて、別な番号を回した。「そう、ショーウィンドーにある靴、わかる?ラインストンがついたもの?そう、それを一足欲しいわ。ジョーゼフ・ジャクソンの払いで、配送は私の住所……」


mother.jpg


あたしたちをほんとうに怒らせたのは、家にいるジョーゼフに何べんも電話をしてくることだった。


母が時々対応していたから、母に対しても無礼だった。もうとても我慢できなくなったとき、母はジュディに言った。


「私に敬意を表さないのなら、もう2度と家へは電話をしないでね。そして夫の事務所から出て行きなさい」


「あんたはわたしに命令なんかできないのよ」女は言い返した。
そこで母はジョーゼフに最後通告を出した。もしジュディをすぐ辞めさせなければ、もう一度離婚の申請をすることになるし、今度こそ最後だ、というものだった。


「心配するなよ、オレが片づける」と父は受け合った。
しかし、もちろんそうはしなかった。それがわかったのは、母がジョーゼフの事務所に電話し、「もしもし、こちらジョーゼフ・ジャクソン・プロダクションです」という、間違えようのないジュディの声が聞こえてきたときだった。


「これでおしまいよ!」と母は叫び、受話器をガチャンと置いた。「もう一分も我慢できないわ!」母とランディ、ガールフレンドのジュリーは車に飛び乗り、事務所へと急いだ。


ジュディは机に向かい、母が自分を睨んでいるのを見上げた。


「今すぐここを出て行ってちょうだい!」
「いいえ、あんたにどうのこうのと言われる筋はないの」ジュディはわけ知り顔で言った。


「それなら話し合わなきゃ。廊下に出ましょう」ジュディは母についてきた。あの控えめな母が、ジュディの髪をつかみ、悲鳴をあげるのも構わずにドアの外に引きずり出した。


回りで見ていたものは、仲裁に入ったものかどうかと立ちすくんでいた。
階段のところまで来たとき、母は手を放して命令した。「夫にかまわないで!わたしの言うことがわかる?あんたにはもううんざりよ!」


残念なことに、この話は音楽商業誌の全紙に載った。ジュディはおびえたわりには傷つきもしなかった。ただ驚いただけだった。


さて、この話の本当に驚くべき部分がある。あの急襲のあとでさえも、ジュディと父は結局何年にもわたって交際が続いたのだった。


しかし母は、情事を静めるのには成功しなかったけれど、夫と子どもたちには、母がもはやこれまでのようなおとなしい、寛大な、辛抱強い女性ではないことを見せた。


もう母は、再び自分の結婚や家族をおびやかすものを、黙ってただ見て耐え忍ぶことは決してしないだろう。必ずしも母にぴったりの方向ではないけれども、母は変わり始めたのだ。

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我慢と言うコートを脱いで、自分らしく生き始めることをアピールしたキャサリンママ、彼女の本当の強さはもっともっと鮮明になっていきますね。

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インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第六章その1へ続く
 
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