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インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第五章その14ジョーゼフへの離婚宣告

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫





その14

あたしたちは、母がついに自己主張を始めたことを喜ぶ気持ちと、ジョーゼフが、母がそんなことをするまで追い詰めたことを悲しむ気持ちとで、心を引き裂かれる思いだった。


「お母さん、なぜそんなぐず('')と戦うの?」マイケルが静かに言った。
「もう耐えられないのよ!」と、母は驚くほどの決意の固さを見せながら叫んだ。母が弁護士を通じて離婚を進めたとき、あたしたちはひどくショックを受けた。


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でも、ジョーゼフのショックはあたしたちと比べものにならないほど深かった。何でもしたい放題にやってきた父は、これまでの長い年月の果てに自分の世界が打ち砕かれるように感じた。


母はたった一晩で新しい違う人間になってしまった。以前は物質的な欲望などまるで持たなかったのに、さかんに物を買い込むようになった。


母の車には高価な衣料品の箱がうなるように積まれていた。それを片っ端から区分けしていて、あたしはヒョウ皮の帽子、靴、コート一式を見つけてびっくりして叫んだ。


「お母さん!こんなもの買うなんて、お母さんじゃないわ!どうしてこんなもの買ったの?」
「どうしてって、あたしはお前のお父さんと別れるんだからね、そして母と暮らすつもりよ」


母の母である“ママ”、そして母の継父である“パパ”は、アラバマで引退生活を送っていた。人口1000人のちっちゃな町ハーツボロに、ヒョウ皮のアンサンブルを着た母が訪れる様子なんて、あたしにはちょっと想像できなかった。


きっと母にもできなかっただろう。あんなに大騒ぎをして買った衣装も、母は身につけようとはしなかった。


それからの2週間というもの、ジョーゼフは母を失って心を取り乱し、しょっちゅう電話をかけては帰ってきてくれと頼んでいた。


そんなに死に物狂いになって、罪を深く悔いている父の姿は、それまで見たことがなかった。ガールフレンドに会うのをやめ、事務所に行こうともせず、父は家周りにモップをかけたりしていた。


父の代わりとして家にいたのはいつごろまでだっただろうか、よく覚えていない。


母は毎日アラバマから電話をしてきて、「ラトーヤ、あの人ったらあたしに帰ってきてほしいと、電話口で泣くんだよ」と言っていた。


「お母さん、離婚するつもり?それともしないの?本当のところはっきりしていないんでしょう」


「そうねえ、お父さんの声を聞いてごらんよ。赤ん坊みたいに泣いているのよ」あたしはその声に、母がある程度満足しているのを感じた。


「あれはジョーゼフの声じゃないみたいに、あたしには聞こえたわよ、お母さん」


「そう、あの人はあたしを愛していて、あたしに帰ってほしいの」母は強く言った。ジョーゼフは確かに母の心に触れたのだ。だって、それから2週間後に、母は戻ってきたのだもの。


父はそのままだった。つまり昔のやり方に戻ったのだった。ただ今度は自分の情事を妻の目の前でみせびらかす代わりに、子どもたちにも自分の汚ない行動を仕方なく伝えているように感じられた。


あたしは一度、ジャネットと一緒にジョーゼフの事務所に座っていた時のことを思い出す。


向かいには父のガールフレンドの1人で、あたしたちがジュディと呼んでいた秘書の姿があった。


彼女は通信販売カタログに急いで目を通し、電話で高価な品物を注文するのをみせびらかしていた。


「ああ!そのドレス、たった900ドル?いいわ、それもいただくわ……」
「えーと、クレジットカードの名義は…ジョーゼフ・ジャクソン」彼女はわざと声をあげて言った。


あたしたちがすぐ前にすわっていたのだから、せめて100ドル以上の品にすればよかったのだ。


電話を置いてから、彼女は父の個人用の事務所に気取った足取りで入って行き、「もう1枚クレジットカードちょうだいよ!」と、かみつくような声を出し、命令口調で言った。

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父ジョーゼフの女癖はなおらず、結局キャサリンはまた苦々しい思いで辛抱し続けるのでしょうか…
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インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第五章その15へ続く
 
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