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インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第五章その2マイケル&ラトーヤ対義姉

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫

マイケルからの伝言


その2

幸いなことに、マーロンがその4人の話をたまたま耳にして兄弟に告げ、それぞれが妻を制止した。この事件のためにあたしは気が転倒してひどく具合が悪くなり、医者がホテルに呼ばれた。医者は神経性胃炎と診断し、あたしに家族一座での出演を禁止した。


「でも、出なくてはならないんです」と弱々しく言うと、医者は薬をくれた。


いつもと同じように、その夜もあたしの出番が迫っていたが、その少し前に二人の妻が、「いやな小娘……」とあたしに舌打ちするように言った。「今からくだらないショーに出るのね」


ちょっとした空き時間に、キャロルがこんなことを打ち明けたことがある。「ラトーヤ、なぜあたしたちがあんたを嫌ってるか、わかる?」
あたしは頭を振った。


「毎日、毎日、あたしがマーロンからどんなことを聞かされるか、あんた知ってる?“ラトーヤはそんなふうにはしないよ。ラトーヤならもっとうまくやるよ”。ディー・ディーはティトから、イーニドはジャッキーから、いつも同じ事を聞かされてるのよ、もううんざりだわ」


「でもそれはあたしのせいじゃないわ
「そうね、でもあたしたちみんないっしょになってあんたの話をするのは、そういうわけなのよ。あんたの名前なんて、聞くのもいやになってるの」


そんな話をしたあと、あたしはディー・ディーがティトに、「あなたは妹と結婚したんじゃなくて、このあたしと結婚したのよ」と言っているのを聞いた。確かに彼女の言うとおりだった。


考えてみると、兄弟たちは結婚前にほとんどデートはしなかった。彼らがその成長過程でよく知っている女の子といえばあたし一人だったから、自分といっしょに育ったそのあたしと自分の妻とを、たぶん無意識のうちに比較せずにはいられなかったのだろう。


そのことがどんなに妻を傷つけることになるか、実際にわかっていなかったのだから、彼らに全く罪はない、とあたしは思う。明らかにこのことが、あたしと義姉たちの神経をくたくたにしていた。


キャロルが打ち明け話をしてくれたことには感謝したが、妻たちの嘘つきと意地悪はやまなかった。そんなわけで、特に今度の家族会議には全く気乗りしなかったけれど、マイケルの忠告も聞かず、自分にもいい考えも浮かばなかったので、とにかく出かけることにした。


思ったとおり、会議が始まるより早く、怒りに満ちたヘイゼルは腹立たしそうにあたしを指さして言った。


「あたし、あんたと話をつけることがあるの」
(あーあ、また始まった)「これから絶対うちの子と会ったり、話したりしないでね。これからもずーっとよ」


「あ、あたし、よくわからないわ。あたしが何をしたというの?」あたしはショックでどもってしまった。


あたしがどんなにその子たちをかわいがっているか、ヘイゼルはよく知っていたし、またそれだからこそ、このことがあたしへのいちばん残酷な仕打ちになるということも、彼女にはわかっていた。


「自分のしたことぐらいわかってるでしょ?」ヘイゼルは咎めるような声で言った。


「なんのこと?」あたしは当惑して尋ねた。
「知らんぷりして!」
「でも、ヘイゼル……」


「さあ、きみは自分が何を言ってるのかわかってるんだろう?」と、ジャーメインは頭を重々しく振りながらあいづちを打ち、「だからきみはもううちの子どもたちには会わないようにするんだな。な、そういうこと!」


何のことを言われているのか、さっぱりわからなかった。あたしがいったいどんな罪を犯したというのか、それだけでも教えてくれとしきりに頼んだけれど、無駄だった。

0718latoya-michael.jpg


あたしは自分の部屋に駆け上がった。あとからマイケルが来てドアをノックし、「だから行くな、と言っただろう、ラトーヤ」となぐさめてくれた。


「なんだその顔、ずいぶん悲しそうな泣き顔じゃないか。悪いのはあいつらの方だよ。知ってるだろ、連中は姉さんの歩き方や、話し方、歌や踊りのことまであれこれ言ってるんだ。そんな連中、相手にしないことだね」


「そうね、でもすごく気が動転したのよ。あの人たち、奥さんの言うことは何でも信じちゃうのね、あたしは何もしてないのに」


「わかってるよ。連中が嘘をついているのもわかる。でも、姉さんはよく覚えておくんだ。兄さんたちが結婚した女どもは、僕たち家族の平和や調和を見たくないってことをね。ぼくたちみんながうまくやっていすぎるものだから、気に入らないんだ。見えすいた嘘をでっち上げるのもそのためさ」と、マイケルは同情するように言ってくれた。


ある日、マイケルがあたしを呼びとめて言った。「姉さんのために書いた歌を聞いてほしいんだ。姉さんとあの女たちに起こったことがすごく残念でね」歌は〈何かを始めたい〉という題で、あとで〈スリラー〉の中の一曲になったものだ。

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伴侶をえると、その相手からの影響力は絶大なものになりますね。それぞれの家族との葛藤が、どの一族もありますが、ジャクソン・ファミリーも例外ではなかったようですね。小姑って嫁にとってはうっとうしい存在であるものです…
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インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第五章その3へ続く
 
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非公開コメント

ラトーヤとマイケルって一卵性双生児みたいですよねぇ~!

そして意外なところにあの名曲の草案があったのですね~、マジ驚き…

愛は盲目…(・・?)
兄たちにもっとしっかりして欲しい所ですね~
マイケルがそばにいてくれて良かったです
あの名曲が…ユニークな感性ですね流石マイケル!
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