スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第四章その8マイケルが手に入れた人間の脳

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫


その8


ふたりで毎日新しい言葉を覚え、できるだけ使うようにして一種のゲームを楽しんだ。そのために他の家族全員が、気が変になってしまったくらいである。


ふたりは歴史への興味が深く、世界の重要な出来事、特に黒人史に関係する映画を探し出し、マイケルが屋敷内に造った35座席の劇場で映写してみた。


ふたりともすごく熱心な読書家で、マイケルはよくこんな質問を浴びせていた。


「ラトーヤ、もしこの家が火事になったら、何を先に運び出す?」あたしが答える前に、マイケルはいつもからかって言った。


「姉さんは、ダイヤモンドと毛皮、そうだろ?さて、ぼくだったら真っ先に本を持ち出すな。知識に代えられるものは何もないからね」


マイケルの寝室の壁には、いろいろなジャンルの本が何百冊と並んでいた。


特に哲学と伝記関係の本が多かった。彼は多分、歴史に残る偉大な芸術家、実業家、発明家についての本を次々に読んでは、自分の心にあれこれ問いかけていたのではないだろうか。


たとえば自動車王といわれたヘンリー・フォードの伝記を読み終わると、「なぜフォードはあんな車をつくったのだろう。どんなにして考え出したのだろう」と自分に質問したのである。


特にサクセス・ストーリーに興味をそそられ、成功者の中にはなぜ自己破壊に陥る者がいるのか、考え込んだりしていた。


世の人々はよく、マイケルを子どもっぽいと評する。あたしには同意できないが、確かに彼の内面はいつも子どものようで、物に対する驚異の心や、積極的な人生観がいっぱい詰まっている。


たとえば堂々としている木を仰いでいるだけで、この木はなぜ神の存在の証しなのか、この木はどう成長し、どう変わっていくのか、どのように人間の糧となり、護り(まもり)となってくれるのか等々、あたしたちふたりの間には生き生きとした会話が生まれるのだ。


あたしが言おうとしているのは、マイケルの物を見る目が非常に純粋なことである。このことが、マイケルの行動や仕事を一部他の人々に誤解させることにもなっている。



例えば、マイケルは人体解剖学にも興味を持っている。生物教室に備えてある、器官の取り外しができるプラスチック製の人体模型のことを覚えておられるだろう。


そう、マイケルはこのプラスチックの模型を自分の部屋に置き、いつも勉強していた。


「ぼくたちには声帯がある。でも、なぜ人間には話ができ、犬にはできないのだろう」彼はよく大声で不思議がっていた。


「人間の声帯はほかの動物と違うのか、猿も違っているのか、ね、ラトーヤ、猿に話し方を教えられると思う?」


「知らないわ。でもやろうと思えばなんだってできるものね
「よーし、その方法を探し出してみせるぞ」彼は知り合いの医者に、そこにある医学専門の蔵書を全部注文したいのだが、と頼んだ。


「でもマイケル、これはみんな専門書ですよ。医者用の本なんですよ」と医者は少し驚いた様子で答えた。


「それなら、ここの蔵書と同じ本をそっくり注文してもらえませんか。そしてその本を譲っていただく、もちろんお金はこちらで払います」


でも、そうやって買った医学書も、弟が別の医者からもらった本の横に、色あせたまま並んでいる。


ある日の午後、あたしは急いで家を出ようとしていたけれど、ちょうどマイケルに手招きされた。


「あのね、ラトーヤ、こっちに来て!見せたいものがあるんだ」
約束に遅れるからだめだ、と言っているのに、マイケルはしつこく誘った。


「頼むからぼくの部屋に来てよ。これだけは見せたいんだ。見ればきっと感謝するよ」と、あたしをバスルームに連れて行き、ドアを閉めた。


テーブルの上には大きなガラス瓶が置かれ、なんと中には脳が入っていた。マイケルは瓶を持ち上げ、中がよく見えるようにぐるっと回した。

-----------------
純粋すぎて誤解を多く招いていたマイケル。素顔は本当に子どもの心を持ってたんだな~って今さらながら…(涙)

先入観なしになんでも興味津々で知りたがり屋のふたりは、こうしていろんなことを吸収していったんですね。

先ごろ、伝えられた「マイケルのバブルスへ人口声帯手術を試みて…報道も過熱だと言うことがわかりますよね、ゴシップのネタにまたなっています。

しかし、脳みそ、なんてどうやって手に入れるの……?

-------------

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第四章その9へ続く
 
マイケル最新情報はマイケル・ジャクソンの軌跡を綴るブログ

その他の海外芸能人←最新情報はコチラ♪

コメントの投稿

非公開コメント

キャサママいわく、マイケルは子供の純真さ、ショービズのプロフェッショナルさの同居する人格だとおっしゃってましたが、まさにその通りだったんですね。そしてラトーヤとは親友のような同士のような関係だったんでしょうかね~

マイケルは探求心大勢で周囲を驚かす事もあったり…この所謂業界に身を置いていたにも関わらず生涯純粋な心を持っていられたなんて素敵な事ですね(^-^)
こういうマイケルを自然に受け入れて共感してくれたのはラトーヤだけだったのでは?なんて思ってしまいました。。。
最新記事
カテゴリ
最新コメント
プロフィール
マイケルとフレディ・マーキュリーを こよなく愛すオバさんです(^-^)
そしてタケウチのパンが大好きな私、 そんなワタシの最強の愛読書がこれ
ブランジュリ タケウチレシピレビュー

ラトーヤファン

Author:ラトーヤファン
FC2ブログへようこそ!

リンク
ぶろぐ村
フリーエリア
  • SEOブログパーツ
アクセスランキング
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ダイナミックアド楽天
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。