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インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第四章その7マイケルのマジックショー

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫

息子 マイケル・ジャクソンへ ~天国への遺言状~


その7


あたしはできるだけうまく立ち回り、父と互いに影響を受けないようにしていた。


父があたしに向かってわめいても、全然気がつかないようにして、答えても「はい」と「いいえ」だけですませるようにしたのだ。


これには父も頭にきたようだ。ときどきマイケルは、そんなあたしと父の対決を半ば感心し、半ばびくびくしながらじっと見ていた。


「ラトーヤ、姉さんはジョーゼフがすぐ目の前にいるのに、まるで見えないみたいに空間を見ていたね」


あとからマイケルは、そう言ってしきりに驚嘆したものだった。この方法が効果的だと見てとったマイケルは、あたしと全く同じような無関心をまねし始めた。


「オレに話すんだ!聞こえないのか」とジョーゼフはよくわめいていた。
「はい」あたしは冷静で無表情な一本調子の答えをした。


父と話すときはいろいろと注意が必要だった。それほど細かいニュアンスには敏感だったのである。


礼儀正しくしなければならなかったが、それも度を超すと挑戦されているととったのだ。


こんなあたしたちの行為で、何か変化があっただろうか。まさかと思われるかもしれないが、ちょっぴり父をコントロールすることができたのだ。


いや、幻影かもしれないが、自分たちの生活を守る上で、父を大いにコントロールできた、と言うべきかもしれない。


良くも悪くもマイケルとあたしは、すすんでそうすることもあったけれど、自分の感情を抑制するようになった。

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今でもあたしは、どんな場合でもひどく興奮したり、落ち込んだりすることはない。


あたしたちは公衆の目にさらされる、いわば公的家族なので、実生活をしているジャクソンズと、外の世界に現れるジャクソンズとの間にはいつも心理的な緊張が生まれた。


誰か外部の人が、「お父さんは、きみたちを立派に育て上げるという素晴らしい仕事をされた。そのお父さんを心から尊敬する。きみたちは、そんな父親をさぞ誇りに思っているだろうね」


というような感想を言ってくれたとき、マイケルとあたしはいかにも礼儀正しそうに、何回となくほほえみ返したものだった。

0714-latoya.jpg


世間の人々は、あたしたちを理想的な家族と見ていたのである。「もし、本当のことがわかったら……」あたしたちはあとで、そっとささやき合ったものだった。


ジョーゼフは自分がそうしようと思ったり、実際にショーの仲間の前だったりすると、実に楽しそうで社交的になることができたけれど、あたしや兄弟たちはそんな父に反発感を覚えた。


ひどく偽善的であったし、第一どう調子を合わせていいものやらわかりもしなかった。


大きなダイニング・テーブルのホスト席から(来客があるときしかジョーゼフは席に加わらなかった)、父はいかにも情愛あふれる家長として振る舞い、ふざけてあたしに尋ねた。


「さて、トーイトーイや、調子はどうだね?」



なに?トーイトーイだって?

「いいですよ」
あたしは皿からほとんど目を上げず、もぐもぐやりながら答えた。


「マイカス!何かあったのか、調子はどうだね?マイカス」


マイケルは何かつぶやいた。そして「オーケー」と返事をすると、あたしのほうにちらっとさもいやそうな表情を見せ、父の視線を避けた。


退席を許されるとすぐ、ジャネット、あたし、マイケルの3人は寝室のひとつに集まった。


「あいつの態度、信じられるかい?」
「いやになっちゃうわね」


そんなふたりの言葉にあたしは答えた。
「そうよね、でも父親ですものね」


たいていの父親がそのようだが、ある時期になると、兄弟の誰かがほかの兄弟ととても仲良くなるものらしい。


不思議なことに、あたしと仲の良かった兄弟は、ティト、ジャーメイン、マーロン、ジャッキーとみんな結婚してしまった。


彼はあたしを手品のアシスタントにも使った。マイケルは魔術を見るのが大好きで、いろいろなトリックや錯覚をたくさん習い、家で家族にマジック・ショーを開いてみせてくれた。


必要な道具や仕掛けは全部揃えたけれど、あたしを空中に浮かべてのこぎりで真っ二つに切断するマイケル究極のトリックは、とうとう練習できなかった。神に感謝!



マイケルとあたしにはお互いに共通する趣味が多く、性格もよく似ていた。とりわけ、未知の世界に対する好奇心が旺盛だった。


ふたりで毎日新しい言葉を覚え、できるだけ使うようにして一種のゲームを楽しんだ。そのために、他の家族全員が気が変になってしまったくらいである。

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トーイトーイ…っ、マイカス…って…きしょく悪ぅ~(;一_一)

この中には、とっても気になる部分があるんです。
それはラトーヤのとった父への態度を、マイケルも真似し始めた、ってところなんですが……

これによると世間で言われているように、ラトーヤがマイケルの顔と同じような顔に整形したとか、ファッションを真似ているって通説とはまったく逆、てことになりますよね。

これは管理人的にはすっごく重要な部分だと思うんです。
みなさまはいかが感じられるでしょうか?

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インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第四章その8へ続く
 
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非公開コメント

兄弟で、しかもとっても仲良しの二人♪ラトーヤはマイケルを尊敬し、いつも大切にして思っていたことが本当に感じられます。

身近にいる姉や弟から受ける影響って自然なもので、意図しなくても似通ってくるもんなんですよね~。

mananaさんありがとうございます(^-^)

兄弟で一番仲良しの姉の影響は絶大だと思います
ラトーヤもマイケルを可愛がっていましたよね(^^)
私も好きな人の真似をしたくなると思います
どちらが先に真似した?はどっちでもいいような気がします
苦楽を共にしてきた兄弟ならではの微笑ましい光景ではないかなぁ~と羨ましいです
ただ兄たちがそれぞれ家庭を持ちジャクソン家では男子トップはマイケルだからしっかりして欲しい時もありますね~(ちょっと日本風で古いかな)
だからジョーゼフが別居してマイケルがずっとそこで生活もしくはキャサリンやラトーヤ達とネバーランドにいたら…(T_T)…もっと…
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