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インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第四章その6ブルドッグなジョーゼフ

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫

その6

小さいころは父に刃向かっていたマイケルも、10代のころ、ジョーゼフにはどうしてもかなわないと悟ったのだった。


あるときのことだけど、母とジャネットとあたしは台所のテーブルを囲み、父親を非難するマイケルの言葉を聞いていた。

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「どうしてジョーゼフと結婚したの?」マイケルはあたしたちに背中を向け、食料貯蔵室の中から母に尋ねた。


母は微笑みながら「そうね、わからないわ……」と答えた。
「でもぼく、あの人には我慢できない!いったいどこが好きなわけ?緑色の目?」マイケルは半分からかった口調で言った。


ちょうどそのとき、父がぶらっと台所に入って来た。「……醜悪で、年取って、いまいましいブルドッグめ、……もう我慢できないや……」


そんな悪口がちょうど父に聞こえるタイミングだった。あたしたちが凍りついたように黙り込んでいるので、マイケルは父がすぐ後ろに立っているのに気づくに違いないと思ったけれど、彼は気づきもせずに悪口をわめきたてていた。


とうとうマイケルは欲しかったものを見つけ、まだ悪口を吐きながら貯蔵室から出てきたが、そこでばったりとジョーゼフと顔を合わせたのである。


「そーか、オレは醜悪で、年取って、いまいましいブルドッグか、え?」


“ひゃー、大変だ、さあマイケルはどうするか”とあたしは思った。
ところが何ということか、マイケルはあたしのせいにしたのだ。


「ラトーヤが最初に言ったんだ!」そうだしぬけに叫び、あたしを指さしたのだ。


「マイケル!あたし、そんなこと言わなかった!」
「いや、言った!自分の部屋で言った!」
ジョーゼフはあたしの方を向き、「お前は言った!」と怒鳴りつけた。


マイケルともそれで終わったわけではなかった。「お前はオレのことをそんな風に思っているんだな?」父はさっきの悪口を誇張たっぷりに5,6回ほど繰り返した。


でも、驚いたことに、父はマイケルをぶったり、追いかけ回したりはせず、ありがたいことに事件はそのまま立ち消えになってしまった。

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あたしたちが成長するにつれて、ジョーゼフの恐怖戦術は肉体的なものより心理的なものの方が多くなってきた。


あたしが自分の部屋でぐっすり寝入っていると、父がドアを開き、「開けろ!開けないとぶち壊すぞ!」とわめいている声にびっくりし、目を覚ましたことがどれほどあったことか。


あたしたちはそのたびに急いでベッドから起き、ドアに走り寄って開けたものだが、そこには父が怒り狂って突っ立っていたのだった。


そうなると、父がなんで怒っているのか、あたしにはさっぱりわからなかった。


熱心なガン・コレクターであるジョーゼフは、弾を装填した銃をベッドの下やクローゼットの中に隠し持っていた。


父はハンティング旅行中に誤って義理の兄弟の目を撃ったことがあり、母は特に父のガン収集には強く反対していた。


「ジョーゼフ、もうそろそろガンには飽きたんじゃないの?もう充分楽しんだんでしょ?」と母はよく尋ねていた。


父は母の言うことなど無視し、あたしたちに銃口を向けて引き金を引いたりして、たちの悪い楽しみにふけっていた。


カチッ!とやって、もし弾を抜くのを忘れていたらどうなっていたことか。


「ジョーゼフ、もし弾が入っていたらどうするのよ!」母やよく怒っていた。

「ケイト、ちゃんと調べたさ。弾なんか入ってないよ」父はそう答えて高笑いした。


父のもう一つのゲームは、ノックもせずにあたしたちの部屋にいきなり飛び込んでくることだった。おかげであたしたちは、ろくろく部屋でくつろぐこともできなかった。


また、廊下にそーっとひそみ、ドアの外で立ち聞きしたり、電話の内容に耳を澄ませていたり、「オレはジョージョーだ(ジョーゼフの愛称)」と言いふらすのも好きで、「オレは鷹だ。頭のうしろにも目があるぞ」

と言ったりしていた。


そのジョージョーがあたしの寝室を襲うたびに胃がねじり上げられるようで、あたしにはとうとうストレスによる潰瘍ができてしまった。


あたしはできるだけうまく立ち回り、父と互いに影響を受けないようにしていた。
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いまいましいブルドッグ!(笑)言われても仕方ないほど、言葉による暴力も繰り返していた父…憎らしかったでしょうね!

めちゃめちゃたちの悪い楽しみ…ジョージョー、恐すぎますよね。
冗談にしろ、わが子に本物の銃を向けて引き金をひくなんて。
もしかして、郵便物や手紙もこんな調子で勝手に開封されていたかもしれない、あぁこわ~。
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インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第四章その7へ続く
 
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非公開コメント

ジョージョーブルってニックネームをつけてしまいます!(苦笑)

彼らの前にがんぜんと立ちはだかる父にも、実はジレンマがあったのかもしれませんね。

まさにブルドック!餌付けするのは面倒くさそう(`へ´)そこから「Beat it!」
って自棄になりそう~
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