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インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第四章その1ラトーヤとマイケルの二人暮らし

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫

Mind Is the Magic: Anthem for the Las Vegas Show


その1

マイケルは小さい頃から歌手という職業についていたので、普通の幼年時代らしい生活は知らない。


たぶんそのせいで、いつも空想的な物語や映画などが好きだったのだろう。お気に入りの映画には〈ET〉、〈オズの魔法使い〉、それにウォルト・ディズニーの〈ピーターパン〉などがあった。


だからマイケルは、最近ブロードウェイでヒットしたミュージカル〈オズの魔法使い〉のモノクロでの再映画化にあたって、スケアクロー(かかし)の役に飛び付いたのである。

0710latoya.jpg


ところが何と皮肉か、この映画の配給権をとったのはモータウン・レコード社だった。ダイアナ・ロスが、すでに主役のドロシー役に決まっていた。


足元はふらふらしているが哲学的なスケアクローの役には、テレビのシリーズ番組〈グッド・タイムズ〉に出演しているジミー・ウォーカーなどの並いる俳優たちを押さえ、弟のマイケルがオーディションに勝ち残った。


弟はうれしさで胸をわくわくさせていた。マイケルとあたしはこの舞台を何回も観ており、劇自体も大好きだった。


中でも〈ホーム〉という歌は、家族と、そしてもちろん、あたしたちにとっては特別の意味を持つ家庭というものへの、心にしみ入る賛歌であった。


1977年の夏、マイケルとあたしは撮影が行われているニューヨークへ飛んだ。母も同行してくれて、あたしたちがサットンプレース・アパートに落ち着くのを手伝ってから、エンシノに帰っていった。

(*タラボ本には、キャサリンにマイケルのお世話係として共に暮らすよう命じられた、とはなっています。どういういきさつでこうなったかの経緯はここでは書かれていません)


マイケルもあたしも、もう選挙権を持つ年頃になっていたのに、家を離れて暮らすのはなんとこれが初めてであった。


ニューヨークと聞けば恐ろしいことばかりで、犯罪、残忍な行為、不親切な人々といったイメージが浮かび、そんなところに二人で暮らすのはちょっぴり怖かった。


しかしニューヨークはまた、冒険に飛んだ素晴らしい都会でもあった。
stephanie mills.8
(stephanie mills)

セットが組んであるところまでマイケルに付き添って行かないときは、ブロードウェイでドロシー役を演じたステファニー・ミルズと時間を過ごした。


自分が考え出したドロシーの役づくりを、ダイアナ・ロスがそのまま利用しているといって、ステファニーはふくれていた。

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(stephanie mills michael)

そのほか、ダイアナの弟のチコとときどき映画を観に行った。これまで映画館へは数えるほどしか行ったことがないし、ドライブインへはインディアナ州にいた頃、家族そろってたった一回連れて行かれただけである。


こんな具合でめったに観なかったので、ドライブインで観た映画は今でもよく覚えている。ショーン・コネリーがジェームス・ボンド役で出演した〈ゴールド・フィンガー〉だった。


チコは誰の目にもあたしに夢中になっているのがわかり、ダイアナなど、ふたりは結婚するのではないかと思ったほどだった。


あたしも彼が好きだったが、それはどちらかといえば兄弟に対する愛情のようなものだった。


一日の撮影が終わってアパートに帰ってくると、マイケルはこう言ってあたしをからかった。「ダイアナが今日はなんて言ったと思う?“ラトーヤはチコにぴったりだわ、あのふたり、いっしょになればいいのに。だって弟はちょっとわがままだし、ラトーヤみたいなひとが必要なのよ”と、こうだよ」

0710latoya2.jpg


物まねがすごく上手なマイケルは、ダイアナの声やしぐさをそっくりまねたので、観ているあたしは、つい大笑いしてしまった。


母はときどきアパートに来ては、2,3日泊っていった。そんなある日、いっしょに撮影を観に行ったが、ちょうどスケアクローが意地悪な魔女ノーブリンの奴隷工場で机にくくりつけられ、今にも丸ノコで半分に切断されるというシーンだった。


丸い金属の刃がブーンと唸り始めた瞬間、「息子をテーブルから降ろして!息子になんてことするの!」と、母がいきなり悲鳴をあげた。


「カット!」


監督の声が響くと、マイケルは母のところに駆け寄ってきた。そして、「母さん、映画なんだよ、全然心配ないんだから」と笑いながら安心させるように言った。

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初めて親の元を離れて、ラトーヤとマイケルの二人暮らしがニューヨークで始まりましたねぇ~。二人で冒険に繰り出し、いろんなことを知るんでしょうか…
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インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第四章その2へ続く
 
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やはりアメリカでは、20歳で親元にいるって甘ったれって感じみたいですね~。

日本じゃいつまでも親元にいても不自然さを感じないんですけど、違いがありますね。

ラトーヤは可愛くてモテモテだったみたいですね。

ニューヨークでの数年間って本当に素晴らしい体験だったでしょうね。

大都会へ親元を離れるけど兄弟で暮らすなんてちょっと羨ましい~(^^)
ラトーヤはこれからいろんな経験をしていくのでしょうか…
世界を広げて運命的な出会いとかロマンスがあるといいですね(^-^)
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