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インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第三章その15モータウンへ反旗の家族会議

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫

第三章 その15


兄弟の中でも独立心の強いマーロンが、恋人のキャロル・アン・パーカーとひそかに結婚していたからだ。


ジャッキーはコメディアンのレッド・フォックスの娘デブラとしらばくデートしており、かなり熱を上げていたようだった。

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でも二人で外出していてイーニドに会い、恋に落ちたのだ。イーニドの家庭環境は、あたしたちやデブラとは根本から違っていた。


彼女は混血でしかも養女だったので、心に少し傷があるのではと思われていた。可愛くてきれいな娘だったけど、とても感情的だった。兄はどちらの娘にしようかと迷った。


「ぼくはデブラを愛してるけど、良家の出で欲しいものはなんでも持っている。その彼女に何がしてあげられるのだろうか。一方、イーニドのほうは思いやりや愛情を大いに必要としている。彼女の力にはなってあげられるんだ」と兄は言った。


自分でもわかっていたことだが、これが結婚した第一の理由ではなく、本当に兄は彼女を愛していたので、母は二人の結婚を許した。


ジャクソン5とファミリー一座両方の公演で忙しかったので、兄弟たちはしだいに休めなくなってきた。


モータウンは相変わらず、自作のシングル盤の発売をどうしても認めようとはしなかった。音楽的な想像力を押さえられて息が詰まる思いだったうえに、経済的にも心配があった。


というのは、音楽業界ではレコードの売り上げという甘い汁のほかに、出版や著作権使用料からも大きな分け前が入る。


だからヒットソングの作曲家は、歌手の何倍という金を稼ぐことができるわけだ。兄弟たちが自作の歌をやっと一曲レコードに吹き込むことになったとき、ベリー・ゴーディは自分の会社のジョベテから出すように主張した。
(※ジョベテ盤=アナログレコードの意味か)


マイケルは、自分のことを息子みたいに思ってくれているベリーに、もっと自由に音楽活動ができ、自分たちの手でレコードが出せる権利を与えてくれるように頼んだけど、ベリーはどうしても聞き入れようとしなかった。


知ったらびっくりされるかもしれないが、兄弟たちは14曲も“トップ20”に入るヒットを飛ばしているのに、この何年もの間に世間で思われているほどにはお金を稼いではいなかった。


ジャクソン5ほどの才能豊かなグループとしてはその出演料は標準以下だったけれど、幸いなことにジョーゼフとパートナーのリチャード・アロン抜け目なく立ち回り、投資で利益を得ていた。


モータウンと契約したときは、グループは無名だったので、契約金はその当時としては公平な額だった。


しかし、どんなにグループが利益を生んでも、会社は契約更新の交渉には応じようとしなかった。


1975年に出したアルバム〈ムービング・バイオレーション〉が一曲もヒットせず、グループの人気復活の火も燃え上がらなかったとき、父は家族会議を開いてこう言った。


「そうだ、おれたちはモータウンにおさらばするんだ!何もかもベリーが握っていいようにしている。お前たちにはみんな才能があるのに、ベリーは自作の歌をつくらせない、自分でレコードを出すことも許そうとしない。これもだめ、あれもだめにはもううんざりだ。おれはお前たちを、なんでもしたいことをやらせてくれる会社に連れていくつもりだ」


モータウンとジョーゼフのハネムーンの時期はすぐに終わり、その関係はどんどん悪化していった。


会社自体がマネージャーとしてアーティストを選び指定するのと違い(会社とマネージャーは利害が対立するので興味深い)、父は会社の制作方針や販売戦略についてずけずけ質問したり、重要文書や会計の明細などのコピーも要求したりして、自分や息子たちの利益を守るため、どんな面でも会社にとって刺(とげ)のような存在になっていた。


モータウンには面白くない存在だった。しかし、外から見る限りでは兄弟たちはジョーゼフに何もかも一任しているようなので、ジョーゼフと取引するほかないと会社側にはわかっていた。

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ゴーディとジョーゼフは敵視し合って、とても仲が悪かったようですね。でもこの父の姿勢があればこそ、力強いけん引力でジャクソン・ファミリーの成功があったんですよね~。優しい父であったなら、マイケルの苦しみはなかったし、でも成功へのサイクルが遅かった、あるいはなかったかもしれない…のでしょうか。
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インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第三章その16へ続く
 
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ずけずけとものを言い、もド迫力で、ゴーディの支配力をはねつけたジョーゼフは、何か確固たる自信があったんでしょうか。ゴーディは、でも実はジャクソンズ達の才能を伸ばす力量がなかったのかな・・・

ゴーディは「大きな魚を逃した!?」結果になってしまいましたね
ジャーメインが抜けてしまったのは残念ですが
これから自由を手に入れマイケルのシンガーソングライティングとしての才能がどんどん開花して行きますね(^-^)
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