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インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第三章その14自称暗殺者からの脅威

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫



第三章 その14


「きみたちはすごいよ。ちっちゃなころから始めて、本当に大したものだ」彼はやさしく声をかけてくれた。


エルヴィスは明らかに兄弟たちのレコードを聴いて、よく知っているような口ぶりだった。


彼が強調したのは「知っているだろうが、ロックンロールはすべてこれ黒人音楽が始まりなんだからね」ということだった。


エルヴィスは人種差別主義者だといううわさを聞いていたが、そうじゃないとわかってあたしたちはうれしかった。


しかし、みんなでさよならの握手をして楽屋口を出たときは、お互いに顔を見つめあった。


「ああ、神様、エルヴィスは伝説的な人で、みんな大好きだけど、薬ですっかりやられているなあ」とジャーメインがしみじみ感想を述べたものだった。


2年ほどたって、エルヴィスは亡くなった。もちろんみんな悲しんだけど、ショックは受けなかった。不幸なことに、これに似た楽屋風景はほかの芸能人にも何回となく演じられていた。


偉大なマーヴィン・ゲイもその一人だった。なぜその才能をむざむざと薬で台無しにしてしまうのか、あたしたちにはさっぱりわからなかった。


ジャクソン家の子どもたちにとっては、事前に防げという教えが、一番効果があった。


あたしたちファミリー一座は、長女のリビーが加わって全員が揃った。ほっそりしてきれいな彼女は才能もあって、たった4歳のときにダンスコンテストで一等になったことがある。

family55.jpg


何年間もリビーは、ファミリー・ビジネスには入りたくないと言っていた。その心境が急に変わったので、マイケルとあたしはびっくりしたが、同時ににんまりしてしまった。


それは、あたしが、“歌うジャクソン”になったとき、信心深いこの姉を「どうしてこんなことができるの」と言って叱り、少し自分勝手だが「ステージに立ってはいけないことになっていること、あなたは知っているでしょ?“エホバの証人”の教義で禁じられているのよ」とあたしを問い詰めたことがあったからだ。


でも、あたしたちに加わったリビーは、そのままショービジネスの世界にとどまった。


ラスベガスの公演中、警備係からマイケルの命をねらう匿名の脅迫が来ているという報告があった。


以前に何度もこんなことはあったけれど、今回はこれまでと違ってヒヤリとさせられるものがあった。


自称暗殺者は襲撃予定の夜を指定し、警備係ではこれを非常に真剣に受けとった。損得や危険率をいろいろ検討した結果、ショーは続けることになった。


というより、そう決められていたと言うべきだろう。芸能人は契約上公演を行う義務がある。プロモーターやホテル主は、たとえ暗殺の可能性があったとしても歌手の問題には耳を貸したがらないものだ。


あたしたちには、最優秀のガードマンを雇い、あとは祈ることしかできることはなかった。


会場はガードマンでびっしり固められたが、みんなマイケルの身の安全ばかりを心配していた。


その夜、マイケルが歌っているとき、突然リビーが楽屋であたしに断言した。「あたし、舞台に出ないわ。だって撃たれるかもしれないんでしょう?」


あたしはめったに兄弟姉妹たちに腹を立てることはないけど、この時ばかりはかっとなった。「リビー、どうしてそう自分勝手なの?マイケルは2時間ぶっ続けで出ていて、しかもいつ殺されるかわからないのよ。姉さんなんか、舞台に出るの長くて4分でしょ?なのにそのあなたは心配なの?さあ急いで」


「だけど、あたしがすぐ隣にいるときマイケルを殺すって、あいつらが決めたらどうなるの?」姉はパニック状態で言いかえした。


“恐らくリビーは、自分で思っているほどショービジネスの世界で生きる覚悟ができてないんだわ”あたしはそう思った。


リビー以外のあたしたちにとって、こんな恐ろしい脅迫はまるで日常生活の一部のようになっていた。

Jackie-Jackson-with-Enid.jpg
(ジャッキーとイーニド・スパンJET誌表紙に)
※イーニドは97年死去している)


Marlon-Jackson-Family-Photo-Wife-Children.jpg
(マーロンと家族)


1974年最後のラスベガス公演を行っていた11月に、ジャッキーはイーニド・スパンと結婚した。その時はわからなかったけれど、彼はジャクソン家の中で、3番目ではなく4番目に結婚した息子だった。兄弟の中でも独立心の強いマーロンが、恋人のキャロル・アン・パーカーとひそかに結婚していたからだ。

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ジャクソン・ファミリー一座の仕事は多忙を極めていたと言うのに、ジャクソン家の男子たちは伴侶もちゃんと見つけていましたね。
そして、私たちが思うよりももっと、アーティストは危険と隣り合わせの状態でそのショーをこなしているんですね~~

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インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第三章その15へ続く
 
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非公開コメント

マーロンって可愛い弟の印象だったんですけど、実は違いましたね♪

ラトーヤプロ根性がしっかりで、頼れる存在だったんでしょうね。

マーロンやるじゃぁん(^Q^)
ラトーヤはリビーより年上の様でホントしっかり者でしたね!
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