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インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第三章その10父ジョーの隠し子告白




インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫


第三章 その10


「お前たちに話したいことがある。実は新しい妹ができたんだ」!



「何を言ってるの?」
「お母さんは新しい赤ん坊なんか産んじゃいないよ」


「そうだ。だけどこのわたしに新しい娘がいるんだ」
ぽかんとしている兄弟たちに父は続けた。


「ティトと同じ頃に産まれたんだ。名前はアンナ(本名ではない)、産まれて半年ぐらいになる」


なんと、父に別な家庭があった!


母を騙して浮気をしているんじゃないか…なんの言い訳もなくあんなに夜遅くまで外出していたし、とあたしたちはいつも疑ってはいた…でも、まさかこんなことが!


兄弟たちは真相がわかって気分が悪くなってきた。子供が産まれると父親がタバコを配る習慣があるが、もしそこにタバコがあったらそんなことでもしかねない様子だった。


兄弟たちは家に帰ってくるとすぐ、父が恥ずかしい告白をしたことをあたしに話した。「あの人はね、誰か知らない女性と別な家庭を持っていたんだよ、ラトーヤ」


「あいつなんてきらいだ!」と一人が叫び、「お母さんに言うべきだろうか」とジャーメインが聞くと、「バカじゃないか、こんなこと言えるわけないじゃないか。絶対に知らせちゃだめだよ」とマイクが言い聞かせるように答えた。


「そんなこと知ったら、母さん死んでしまうわ」あたしは大声でつけ加えたが、「どうして父さんはこういうことをするのかしら」と不思議でならなかった。


「わからないなあ。でもラトーヤ、ぼくたち気づくべきだったよ、ぼくたちを幸せにしてるのは自分だと自慢している人間のことをね!ああ、もううんざりだ!」マイケルはさもいやでいやでたまらないような声を上げた。


歯を食いしばっていたジャーメインは、「そうだ、ぼくたちのことを自慢して……」と怒りを吐き出すように言った。


「そのくせ、ぼくたちのことを誇りに思ったことなんか一度もないんだ」あとを受けたマイケルの目に涙があふれた。

half sister
(愛人シェリル・テレルの産んだジョー・ボニーと)

あたしたちは、母にはジョーゼフの秘密を何カ月も隠していた。父が母を騙し、“別の家庭”と夜を過ごしていたことを知り、あたしたちはひどく心を痛めた。


父は図々しくおおっぴらだったので、ついには事務所の人やモータウンの人にも事情がわかってしまった。


兄弟の一人がもうこれ以上黙っていることに耐えられなくなり、つい母に口をすべらせた。もし夫の本当のことを知ったら母は離婚するだろうと、あたしたちは自分でも気づかずに潜在意識でそう信じ、ひょっとしたらそれを望んでさえいたかもしれない。


もちろん母は完全に自尊心を傷つけられ、ジョーゼフが情事を終わりにすることを断ったときは顔色を変えて怒った。


でも別れると言って脅したり、離婚を申し入れたりはいっさいしなかった。父の浮気に対する母の処理の仕方は、家の中には何の間違ったことも起こらなかったと断定することで、うそのように以前どおりの生活が続いた。


まだ若い頃、あたしはそんな母のやり方を母の強さだと解釈していたけれど、実際は母の弱さであり、事実と対決し自分の責任を果たすことを避けたのだと今ではわかっている。


正当な怒りの原因である父に直接ぶつけず、妻以外の女が産んだ娘にいつもこだわり、母らしくない下品な言葉で悪口ばかり言っていた。


「あの私生児め!」と、母が思わずつぶやいたことがあったが、その声は怒りで震えていた。「絶対彼女に話しかけてはだめよ、わかった?絶対だめよ!」


「お母さん、あの子は私生児じゃないよ」マイケルはやさしく言った。
「辞書で調べてみなさい!そうなんだから」


「でも、あの子にはどうしようもなかったのよ。産んでほしいと頼んだわけじゃないのよ。いつか会って話してみたいものだわ。仲良くするつもりはないの、ただ、こんなふうにあの子を憎むのは間違っているんじゃないかしら?まだ」ほんの小さい女の子なのよ」そうあたしは言った。


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父の裏切りを受け入れるしかなかった母キャサリンと、兄弟たちの苦悩は彼らの団結力をさらに深めたのかもしれない。

この理不尽な父は、こうして血族から疎んじられていくのである…


ジョーボニーの告白は←コチラ

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インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第三章その11へ続く 
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ラトーヤもマイケルも離婚を後押ししていたようですね。でもキャサリンが煮え切らず、何度も撤回しているようで~~。
昭和一ケタの日本の男性と変わらない身勝手な男はここにもいたんでした~。

ストーリーがどんどん濃くなってきてドキドキしてマス。。。
厳しい(すぎる)敏腕マネ&父が家族を裏切ってしまった…キャサリンの対処法には理解し難いけど何となくわかる気もします。味方してくれる子供が大勢いて良かった~(^^)
日本も戦前の頃とかこんな父親に泣かされていた母親がいたんじゃないかと思います。
ラトーヤは離婚を期待したでしょうね(^^ゞ

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