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インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第三章その4マイケル布教活動中犬に噛まれる




インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫


第三章 その4


金のために実際に誰かを殺す人間なんているのだろうか?芸能界では、残念ながらその答えは「イエス」である。


兄たちはデートをしていたが、あたしは異性になどまるで関心がなかった。一つには、マイケルとあたしは“エホバの証人”の信仰に熱心だったからだ。


このころになると、きょうだいたちのほとんどは基本的に信仰を捨ててしまい、週に5日、あたしたち二人と母だけが家で聖書を真剣に読み、王国会館の集会に出席していた(ランディがいつもいっしょに行きたがっていたが、身支度に時間がかかりすぎて間に合わなかったようだ)。

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(エホバの証人の理想とする世界)

マイケルとあたしは、毎朝ロサンゼルス周辺の家々のドアをノックし、エホバの神のお言葉を広めながら信仰の証しを立てた。


マイケルはこの何年か後、〈スリラー〉を出した頃にだぶだぶのゴムのスーツを買ったが有名になるにつれて、彼と見破られないようにそれに似たスーツを着て変装しなければならなくなった。


大人はマイケルの変装にだまされたけど、ほとんどの子どもは何秒か経つとすぐに見抜いてしまった。


ノックに応じてくれた人には、弟は誰にでも元気に「おはようございます」と挨拶したものだった。


「世界の現状やあたしたち全体が直面している問題に、どう対処できるか、お話したいのです。ほんの少しお時間をいただけますか?」


この見知らぬ訪問者に対する反応はさまざまだったが、戸口にたった子どもたちは必ず、「あの人、マイケル・ジャクソンだよ!」と指差しながら興奮して叫ぶのだった。


「お前、ばかなこと言うんじゃないよ」親はそう答えるのだが、「だって、そうなんだもん!ほら!ほら!」と、子どもは大きく開いた目でマイケルをじっと見つめながら、あくまでも言い張るのである。


マイケルはそんな子どもの目を、必死になって避けていた。


こんなとき親は「おバカちゃんねえ、マイケル・ジャクソンがここで何をする」のよと言い、“子どもってこんなものですからね”といった表情でちらりとこちらを見るのだった。


こういうことが何度あったかしれないが、子どもたちはマイケルを“ハーメルンの笛吹き”のように見ていたようで、彼の変装をたちまち見破ったのに、親の方はまったくわからなかったとは、あたしにはいつも驚きであった。


不思議なことに、弟とあたしは誰かがマイケルと気づき、危害を加えたり誘拐の恐れがあったりする見知らぬ家を訪問して回り、平気で中に入り込んでいた(警備の者が車でつけてはいたが)。


しかし、これは信仰の教義だったので、あたしたちは実践していたのだ。たとえ「番犬に注意」の張り紙がしてあっても、家の人に会うため努力をする義務が負わされていた。


もっとも、用心のため、必ず門をがたがた鳴らしたり何か別な音をたてたりして、実際に犬がいるかどうかを確かめてはいた。

0424 jackson5


一度マイケルが、一人で布教に歩いていた時、例のだぶだぶスーツを着てある中庭に入って行ったところ、隅の方からすごく大きくて獰猛な顔つきの雑種犬が突進してきた。


犬は歯をむき出して唸り弟の足首に噛みついた。弟は通りに逃げ出し『ものみの塔』や『目覚めよ!』のパンフレットとコピーは空に舞い上がった。


後ろを振り向きながら、助けを求めて悲鳴をあげ、重いコスチュームを一枚一枚脱ぎ捨てているマイケルの姿は、さぞ面白い眺めだっただろう。


子どもの頃、家の周囲をジョーゼフより速く走るのに慣れていたマイケルは、ついに犬を振り切り、疲れ果てて家の方に小走りで帰っていった。


あたしは信仰を信じる道を選んだことで、その決まりも受け入れた。例えば“エホバの証人”では、歌詞が性ばかり目を向けている音楽は聴くことを禁じられている。


だからあたしは、ポップミュージックはあまり聴かなかった。たとえ兄弟たちのレコードでも、聴かなかった。今でもまだ、兄弟のヒット曲70曲の全部を知っているわけではない。

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マイケルが犬に追いかけられる!怖かったでしょうね(苦笑)
こちらも興味深い~カレン・フェイのエホバの証人の記事

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インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第三章その5へ続く
 
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