スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

インサイド・ザ・ジャクソンファミリー著者ラトーヤ・ジャクソンまえがき2

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン訳高橋伯夫

1より続く

父と母は、一人の例外を除き、子どもたちはみないつかは家を離れていくものだと思い定めていました。例外だった一人、それがあたしでした。


あたしは母のいちばんの友だちでしたし、子どもの中でいちばん物静かで、恥ずかしがり屋で、最も従順な子でした。


そのあたしが家を出たのですから、誰もがビックリしました。あたしは欠陥家族の基本ルールを破ったのです。


つまり、虚偽の生活、破壊ゲームを楽しませる話に別れを告げたのでした。


家族の反応は早く、しかもさまざまでした。はじめのころは、ヘイブンハーストのジャクソン家に帰ってくれと涙ながらの嘆願だったのに、あとでは、あたしのマネージャーや家族づきあいをしていたジャック・ゴードンに対して、暴力的な脅迫をほのめかすに至りました。


1989年、あたしのことが『プレイボーイ』誌の記事になった時は、家庭内に口論のあらしが呼び起こされ、現在もその名残が吹き荒れています。


きょうだいの何人かは、かげからそっと愛情をもって応援してくれましたが、ほかの何人かは、マスコミを通じて悪意に満ちた攻撃を加えてきました。


一人など、あたしが麻薬を常用しているとか何とか、それに似た嘘を並べ立て、あたしを非難しました。もちろん、恥知らずの根も葉もない偽りです。


深く愛し合っている人たちが、どうして互いに傷つけ合わなければならないのか、あたしには想像もつきませんでした。でも、今では分かっています。


善悪は別として、両親の背後に隠れて言い合いするのは、あたしたちのような育てられ方をした子供たちに特有の性質だそうですね。


その後、おどしや中傷などでは、この本の出版を思いとどまらせ、家に引き戻すことができないと知ると、何が何でもあたしが翻意するように仕向けてきました。


成功こそしなかったものの、二度も子供を誘拐されそうになって悩んだあげく、この本の出版があたしや家族にどんな意味を持つのか、もう一度、じっくり考えなおしてみなければならなくなったのです。


そうです、あたしが本の出版を思いあきらめ、両親の心を和らげることができれば、両親はどんなにか喜んだことでしょう。


でも、実社会のことを経験すればするほど、父親が子供たちをおどしたり、母親が罪深い偽りの愛で子供たちを縛り付けたりするのは異状なことだと、ますます実感するようになったのです。


家庭内での親の愛情というものは、ヒットレコードを何枚もだしたとか、いつまでも可愛らしい子どもでいてあげるとかいった、単純でバカげた基準で量ったり、決められたりするものではないでしょう。


3年前に家を出て以来、あたしは何度もきょうだいたちに連絡を取ろうとしました。


皮肉なことに、あたしたちは自分自身の苦痛には目をつむって、虐げられている子どもたちを救う運動に深くかかわっているのです。


一人の、同じ虐げられた子どもとして、これまでに身にしみてわかってきたのは、あたしはジャクソン家の9人の中の一人ではなく、何百万人という子どもたちの一人だということです。


虐待の影響を克服するには、苦痛を伴い、長い努力が必要です。でも、その克服への道は、まず“真実”という第一歩から踏み出さなくてはなりません。


あたしを本から遠ざけようという家族の猛烈な攻撃は、徹底してやろうというあたしの決心をますます強固にするだけでした。


弟のマイケルは、「夢は実現するものだよ」といつも言っていましたが、それと自分に力があってこそ可能というものでしょう。



きょうだいたち、みんなへ-----。
みんなのことは心から本当に愛しています。この本は、書かなくてはならないものだから書きました。あたしたちの子どもたちや、そのまた子どもたちが、あたしたちと同じような苦しみを味わわなくてすむように、という願いからです。


この目的さえ達したら、何もかもが、これまで苦労してきた甲斐があるというものです。こんなことがあったあとは、いつもみんなで話だけはしていて、実際には出来なかったこと、本当の家族になることが可能になるかもしれませんね。これからはただ、実行あるのみだと思っています。

     ラトーヤ
1990年、ロンドンにて

コメントの投稿

非公開コメント

最新記事
カテゴリ
最新コメント
プロフィール
マイケルとフレディ・マーキュリーを こよなく愛すオバさんです(^-^)
そしてタケウチのパンが大好きな私、 そんなワタシの最強の愛読書がこれ
ブランジュリ タケウチレシピレビュー

ラトーヤファン

Author:ラトーヤファン
FC2ブログへようこそ!

リンク
ぶろぐ村
フリーエリア
  • SEOブログパーツ
アクセスランキング
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ダイナミックアド楽天
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。