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インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第二章その9




インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫


第二章 その9


彼女はあたしたち全員にとって第二の母的存在となり、マイケルなどは毎年母の日になると、誰かが花を送ったかどうか確かめるほどになっている。

わずか1年の間にジャクソン5は4枚のアルバムを出し、その中の3枚はそれぞれ100万枚以上も売れ、何十回ものテレビショーに出演、近年にない新しい黒人グループの大スターになっていた。


自分たちやジョーゼフが心に描いていた、果てもなくとっぴな夢を遥かに超え、それを現実のものにしていた。1971年、5枚目のシングル〈ママズ・パール(ママの真珠)〉が2位になって間もなく、あたしたち家族は、ビバリーヒルズに引っ越した。

Frank-Sinatra.jpg
(Frank sinatra)


近くにはフランク・シナトラのほか、マイケルにとって最高のアイドルであり、のちに自著の『ムーン・ウォーク』を捧げたフレッド・アステアが住んでいた。


伝説的なダンサーとしてしかその名前を知らず、当時72歳のその人が、ある日マイケルに会いたいと言ってきた。


Fred-Astaire-Dance-2Kings.jpg
(Fred Astaire)


弟はろくに口もきけないくらいだった。アステア氏は、「よくジョギングしているところを見かけるよ」と言っていたそうだ。


マイケルはまるでふわふわ浮いたように帰ってきた。スターがすぐ近くに住んでいることで落ち着かない気分だったが、それからしばらく経つうちにまったく普通のことになってきた。
フレッド・アステアのマイケル賛辞の記事

ダイアナ・ロスに会うことは、あたしにとってまるで女王様にでも拝謁(はいえつ)しているような気分だった。


テレビの中のシュープリームスに見入りながら育ったあたしは、ダイアナこそはシックという言葉の化身だと思っていた。


初めて彼女がわが家に来たとき、その美しさが信じられないほどだったが、そのきゃしゃな体にもびっくりした。


同じように、マイケルが初めてスモーキー・ロビンソンに会った時のことを後で話してくれたが、彼の手について「ラトーヤ、本当に柔らかかったよ。信じられないほどだった」と驚いていた。


あたしたちは、男性の手というものはみな父の手のように堅いものだと思い込んでいたのだ。


考えてみると、人のたいして重要でもない小さな部分のことをしっかり覚えているなんて、まことにおかしな話である。


ビバリーヒルズの家は素晴らしく、プールやリハーサル用の大きな練習場もあった。しかし、丘の方から下りてくるガラガラ蛇が敷地の中にいっぱいいた。


ある日など、そのガラガラ蛇がプールサイドにいたマイケルに忍び寄ってきた。あわやというとき、運よくお客の一人が弟をプールへ突き落とし、それで命拾いしたようなものだった。


「ほら見なさい。ぜひとも引っ越すべきよ。こんなとこ、これ以上とてもいられない、危険すぎるわ」母は断言するように言った。


母は見かけは大人しく振舞っていたが、なかなか頑固なところがあった。新しい家を探すよう、ジョーゼフには半ば命令的に頼んでいた。


広くて、ビバリーヒルズであればいいという条件だったが、父には父の考えがあり、母の意見は無視された。



エンシノ郊外のサンフェルナンドバレ―に大きな邸宅を買った、と父がぶっきらぼうな口調で知らせたとき、母はがっかりしていた。


でも、それから20年以上たった今、母とジョーゼフはまだそこに住み、ヘイブンハースト大通りの家は家族の本拠地(ファミリー・センター)として残されている。


父がこの屋根の勾配がゆるい、モダンな牧場スタイルの家が気に入ったのは、およそ十万平方キロにわたって植えられたオレンジの木であった。


引っ越してきた頃には6つの寝室があったが、下の方は今までのようにジャネットとあたし、上の方はマイケル、ランディにマーロンと、2人か3人で1つの部屋を使っていた。


この広々とした屋敷には、離れになったゲストハウス、劇場、使用人部屋、プール、きれいに刈り込まれた庭、バスケット用とバトミントン用のコートなどがあった。


インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第二章その10へ続く

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