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インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第二章その8


ヤング・マイケル・ジャクソン写真集 1974-1984 【初回限定版】


インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫


第二章 その8


スキャンダルや子の認知訴訟などは、それが事実であろうが、なかろうが、それ自体が貴重な財産といえる彼らの清潔感あふれるイメージを、損なう恐れがあったのだ。


だが実際には、会社には心配すべきことなど何もなかった。両親は性について、一度も話してはくれなかったが、あたしたちは結婚を真剣に考えられる相手でなければデートはしないことにしていたくらいだから、性に対する価値観ははっきりと伝わっていた。


だから、兄弟たちが10代の後半までほとんどデートなどしなかったとしても、たいして驚くにはあたらないだろう。


ジャッキーには、18歳の時実際にガールフレンドがいたが、会えるのはわが家でだけ、それも1時間だけであった。


8時になると、ジョーゼフはその娘を追い払うようにして帰らせていた。ジャッキーとティト―がデートした何人かの女の子たちに、父はいい顔を見せなかった。


一人は黒人でないからといって嫌い、ほかの娘たちはみんな金目当てだ、と思っていた。


ジョーゼフが疑念を向けていたのは、金目当ての女の子たちだけではなかった。


父と母は、外部の人間はみなあまり信用していなかったが、それにはそれなりの理由があった。


数多くの若い芸能人が悲劇的な転落を遂げるのは、その指導監督にあたる人びとの先見性の無さである。


あたしの知っている例を挙げれば、ある人気グループのマネージャーは、管理がし易いということで麻薬を教えた。


また、適切な指導や教育が与えられず、同じ年齢の子どもたちよりはるかに知能が遅れているグループ、という例もある。


ある10代のグループをディナーに招待した時、前もってマネージャーから電話があり、ハンバーガーとホットドックのような手で食べられる料理をお願いします、大事なクライアントである彼らに恥をかかせたくないのです。と頼んできた。


銀のナイフやフォークなど、使い方さえ知らなかったのだ。こういった子どもたちが芸能人という仕事を辞めたとき、彼らを待ち受けているのは何だろう。


考えただけで残念な気がする。あとになってこういうことを考えてみると、大切な人格形成期にモータウンや、父があたしたちを守ってくれた積極的な姿勢は、きちんと評価するべきだという気になる。


芸能界に足を入れた不運なほかの子どもたちに比べると、ジャクソン5はその境遇下では最高の教育を受けていた。


ローズ・ファインという家庭教師がつけられ、巡業やテレビのリハーサルや録画録音など、仕事のある場所ではいつも一緒だった。


70年代の半ばだったが、あとになってランディとジャネットとあたしがコンサートにジョイントするようになると、彼女はあたしたちにも教えてくれた。みんな学年が違っていたので、一人一人についてそれぞれに授業の下調べをしていた。


毎朝、食事が終わるとあたしたちは先生の部屋に集まった。ファイン先生は本当に聖母マリアのような女性で、あたしたちがきちんと朝食をとったかどうか、いつも尋ねるのだった。


すると、たいていはジャーメインかランディが授業をサボるこの絶好の機会をすかさず捉えて、「ファイン先生、ぼくまだ朝ご飯を食べてないんです。ルーム・サービルで何か注文していいですか」と、さもしおらしそうに言いだすのだった。


「もちろんよ」と、先生の返事は、いつも決まっていたが、あたしたちほかの者はあきれたり、またかと思ったりして目玉をグリグリさせたものだった。


ファイン先生には、おなかを空かせた子どもに無理やり勉強させることなど、想像もできなかった。授業を受けている間、先生は机の周りを歩き、肩越しにのぞき込んでは質問に答えたりしていた。彼女はあたしたち全員にとって第二の母的存在となり、マイケルなどは毎年母の日になると、誰かが花を送ったかどうか確かめるほどになっている。



インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー第二章その9へ続く

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暴露本

そうですよね、オプラのインタビューでも「暴露本」って言い方でしたね。
でも、実はそんなことないってのもドイツ、フランスなどでは評価されていますね。

特にフランスではその私生活より、パフォーマンスそのものを評価するお国柄ということで、
キャーキャー騒いでいるアメリカのあり方を皮肉った感じですよね。

グループは誰だ

ほんとどのクループのことなんだろう?と思って調べたんですが…以前すぎるのかわからず・・・

彼らはその餌食とならず良かった!さすがにジョーゼフはすごい!ですね。

ジョーゼフには色々辛い思いをさせられたけど自分達を良く管理してくれたと理解しているラトーヤには頭が下がります。。。私には耐えられないかも。。。
この書籍は93年オプラ・ウィンフリーがマイケルのインタビューで「暴露本」と話題にしたものでしょうか(?_?)当時マイケル曰く読んでいないとか…(その後読んだでしょうか)(読んで欲しかった)


モータウンの拘束は厳しいけれど、のちのち為になったんですね。
ここに出てくる10代のグループやら、なんとか(@_@)を与えるマネージャーって気になります。
日本でも知られた人かなぁ・・?
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