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ベーツモーテルへのお誘いラトーヤ自伝第八章よりその13

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫


MICHAEL

第八章その13


でも、いったいどうしてそんなことが……。あたしはたった1人なのだ。ふと、壁にかかっていたポートレートの1つを見上げると、目の位置に穴が開いているのに気づいた。

再びラーチが戻ってきた。「おやまあ、大分遅くなってしまったわね。フィルが降りていらっしゃることは確かなの?そろそろ始めなければならないのに」


それから数分経って、フィルが部屋の中にするっと入ってきた。無言のまま、ソファーそっと近寄り、落ち着かなさそうにあたしのすぐ横に座った。


あたしをじっと見つめながら、「べーツ・モーテルに行かないか?」と尋ねた。
「何ですって?もちろん行きませんわ」と笑いながら答えた。



有難いことに、あたしはアルフレッド・ヒッチコックの『サイコ』を観ていなかった。従って、べーツ・モーテルがどんな所であるか全く知らなかった。
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psychd.jpg
(映画サイコのひとコマ)

あたしは、彼が冗談を言っているのだとばかり思った「仕事をするためにここにきたんですよ、フィル」とあたしは先制のパンチを放った。「ですから、べーツ・モーテルになんか行きたくありませんよ」


フィルは笑っていなかった。笑みさえ浮かべていなかった。まるで息もしていないように思われた。


「君をべーツ・モーテルに連れていきたい。わたしは鍵を持っている。ルーム・ナンバー・ワンの鍵だ。わたしはべーツ・モーテルの個人用の鍵を持っているのだ」


彼はモーテルの部屋の鍵を持ち上げて見せ、あたしは唇を固く閉じたまま微笑したものの、これは冗談ではない、と思った。彼はハッキリとあたしを怖がらせようとしていた。しかも、まるで仕事みたいにやっていた。


「どうしたんだ?」とフィルはじれったそうに尋ねた。


「サイコを観たことがないのか?」


「ええ、観ていません」


あたしは立ち上がってピアノの方に歩きだした。フィルもついてきた。たちまち、人間が変わり、あたしの手に譜面を突き出して「歌え」と命じながら、聞いたこともない不協和音のメロディーを弾いた。


「でも、フィル、どんな曲か知らないんですが…」
「歌え!」


そこで、あたしは、思い浮かんだメロディーで適当に歌った。


その間、フィルは調子をとるために足を踏みならし、大声でわめいた。
「2人でいい仕事ができるよ。われわれはこれまでで、最高のチームになれる。いまいましいきみの兄弟のマイケルなんてつまらない。彼には才能がない。マイケルに見せつけてやる。彼がしてきたことは全部くだらないさ!」


彼の気違いじみた長い攻撃的な演説に、あたしは歌をやめて、信じられないように彼を見つめた。「君の弟、あの青二才、あいつなんかつまらない。詰まらん奴だ。君、そこに座りたまえ!」


彼は無理にあたしを彼のピアノ・ベンチの横に座らせた。フィルはわけのわからないメロディーで、ポロン、ポロンと弾き始めた。


そして突然飛び上がって絶叫した。


---------------
フィル・スペンサー怖すぎ~~~~
ラトーヤってやはり、もてるからこんなことばっかりなの?

-------------


ラトーヤ自伝第八章その14へ続く

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こちらのページでは、いろんなレビューが読めますよ⇒ラトーヤ・ジャクソンが語るファミリーの真実

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