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裏表の顔を持つ猜疑心の強いキャサリンママラトーヤ自伝第八章よりその7

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫




第八章その7


買物や食事のためにあたしが家を離れることさえ、母は好きではなかった。「もし、お前が行ったら、誰がわたしと一緒に家にいてくれるの」と訴えるように尋ねた。

あたしは母を見捨てたりしない、と安堵させるたびに母はこう言った。「いいかね、ラトーヤ、兄弟たちの中にはジョーゼフのように遊び回っている者もいるわ。でも、デートするよりは母親と一緒にいるほうが大事よ。お前は、あたしにそっくりだよ」


何年か前はこう比較されるのが好きだった。でも、今は違う。母の幸せ、そして母の人生そのものがあたしを頼りにしている、とあたしに思わせる母のやり方に、あたしは初めて反発を感じでいた。


母の頭の中では、あたしと母は同じ生き方、同じ考え方をしている、という段階にまできていた。あたし20代後半だったけれど、母はあたしがすることには何にでも熱中した。


もし、あたしが大学でフランス語のコースをとれば、母も同じクラスに入って来た。彼女は相変わらずあたしの衣服を選ぶのが何よりも好きだった。母は本当に、あたし自身になったつもりで生きていたのではないだろうか。


母がどんなに子供たちを愛しているとは言っても、19歳で妻になり、24歳で4人の子持ちになったことに対して、何か恨みみたいなものを感じていたに違いない。また、おそらく母の目にはあたしがキャサリン、つまり母がジョーゼフにめぐり合わなかったころのキャサリンとして映ったのかもしれない。


母は愛情と支配とを等しいものと考えていたに違いないのだ。だからこそ、母はあたしを愛したのだ。母の幸福のために、自分に必要なものを喜んで犠牲にした忠実な娘であるあたしを…………。


母がビクトリー・ツアーに関わったこと、そしてジョーゼフの浮気に苦しんだことは母の性格を変えさせてしまった。あたしがこれまでに知っていた愛らしくて、柔和な母は、疑い深い、意地悪な女になってしまった。


彼女が知らない人を疑うのはある程度わかるとしても、家庭の中でまで時々、意地悪精神を発揮するのはどうしてだろうか。


marlon jackson


彼女は自分の子どもも含めて、人々について陰で悪く言うようになった。たとえば、マーロンが最初のソロ・アルバム、〈ベイビー・トゥナイト〉を完成させ、束ねた見本テープを持ってあたしたちを訪ねてきた時のことである。


弟のマーロンはアーティストとして独立するために奮闘し、このソロのレコードに対して当然のごとく誇りを持っていた。あたしはマーロンのことで興奮し、マーロンが帰ったあとで、このアルバムのテープをかけてみた。


「すごくいい曲だわ」とあたしはタップを踏みながら批評した。しかし、母はフンと言って軽蔑した。「マーロンなんか歌えないよ。なぜおとなしくやめないんだろう。あの子には才能なんかありゃしない」そう言うなり、彼女はカセットデッキの所に行って歌の中ばでとめてしまった。


ところが、別の機会にマーロンに会った時、母はそのレコードをさも気に入ったようなふりをした。何度か母のこの二つの顔を見たあと、あたしは皮肉を言ってやった。

「お母さんって、本当にすごい女優じゃないの」

母の最近のこのような振る舞いに当惑したあたしは、ジョーゼフとの間にいっそう緊張を高めることになった。ジョーゼフはやはり死ぬほど怖かったけれど、あたしは前よりも彼に立ち向かっていくようになった。

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本当のラトーヤが少しずつ少しずつ…。
彼女は父ジョーゼフにどう立ち向かっていくんでしょうか。

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ラトーヤ自伝第八章その8へ続く


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鋭い洞察力!なんでしょうねぇ、ラトーヤ姉さん…でもでも!えぇ?19歳のお嬢様がいらっしゃるんですね!素敵な日々を送られてるのかと思うと、顔がにんまりとほころんでしまっている私です(^-^)

読んでくださって心より感謝いたします<(_ _)>
良いお年をお迎えくださいね!

ありがとうございました!

わたしには19才の娘がいますが、こんな風に分析されているかと思うとちょっと辛いです^^;
ラトーヤの洞察力がすごいのかなぁ・・・

ラトーヤファンさんのおかげで大好きなMJの色んな面を知ることができました♪
ありがとうございました!
良いお年をお迎えください^^
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