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対立するジャクソンファミリーラトーヤ自伝第七章よりその7

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫



第七章その7
《スリラー》以来、マイケルは数え切れないほどの死の脅迫を受けており、最初からツアーに反対していた理由のひとつはこの脅迫という問題にあった。


「ラトーヤ、ぼく、すごく怖いんだ。脅迫は何度も受けたことがあるけど、今度の場合は違うんだ」と、マイケルは本心を打ち明けた。

sean on lenonon
(ショーン・レノンとヨーコ・オノ)

ジョン・レノンの息子、ショーン・オノ・レノンはよくヘイブンハーストに遊びに来たものだが、1980年、妄想に駆られたファンの手で暗殺されたジョンのことは、有名人なら誰だって特に忘れられないだろう。


これに似た運命の亡霊が、いつもマイケルの心を悩ませていたのを、あたしは知っていたのだ。

sean ono lenonon

ファンの安全も気がかりだった。兄弟たちのコンサートを観に来るファンはだいたいが規律を守ってくれたけれど、群衆というものは潜在的に危険をはらんでいるものだ。


1979年、警備体制に根本的な手抜かりがあって、シンシナチのWHOコンサート会場の外で11人のファンが踏み倒されて窒息死したことがある。


今回のツアーは低年齢層の子どもが押し寄せる率が異常なほど高く、特別に安全性への配慮が必要だった。


もう1つの問題は定員オーバーであった。例えばカンザスシティのスタジアムでは、公式の収容能力は45000人だったけれど、スタジアム従業員の友人家族や親類、それにツアー関係者を含めると60000人近くに膨れ上がっていた。このような超満員の会場で惨事が起こらなかったのは奇蹟と言っていい。


「今回のツアーの仕事をうまく処理できる有能なプロモーターと契約すべきだ」マイケルは主張したが、その忠告は聞き入れられなかった。


「そんなことは問題じゃない」とジョーゼフが言った。「キングには金があるし、このツアーをやりたがっている。オレはうまくいくと思うよ。金を払うんなら、黒人のプロモーターにこそ払うべきだよ」


「それに、マイケルとラトーヤは、いつもグルだからな」と、ジャーメインが父のあとに、いつもと同じような言葉を意地悪くつけ加えた。


「でも兄さんにはわかってない」とあたしは口を挟んだ。「いろんなことが間違った方向に進むことだってあるのよ。だから、いちばんいい人を選ぶべきだと思う。他にも立派な黒人のプロモーターがいるわ」


「ドン・キングはコンサートプロモーターでさえないんだ」マイケルが指摘した。

sean ono lenonon1
(ショーン・レノン)

1974年このかた、キングは記念するに足る大試合の興行はいくつか手がけているが、コンサートは初めてであることは事実だった。


「キングは音楽のことを知らない。群衆のこともわかっていない。彼はボクシングのことは知っているけど、この二つは全く別物なんだよ」


ジョーゼフはマイケルとあたしを睨みつけながら、苛立たしそうに言った。「別物だからどうだというんだ。プロモーターはプロモーターだよ。キングは会場をいっぱいにできる、それで充分だ」


どのマネージャーも弁護士も、みんな家族全員に勧告したことは言うまでもない。ディレオとブランカは次の点を指摘した。


キングはかつて賭博のノミ屋をやっていたこと、殺人罪で服役したこと、また、プロモーターとしていつも金銭上の不正が疑われていることなどである。マイケルはこれを聞いてショックを受けた。


「だからキングにこのツアーには関わってほしくないんだ」マイケルはあくまで主張したが、やはりムダであった。


他の意見が通った時、マイケルはこう宣言した。「オーケー、ドン・キングがプロモーターになれても、ぼくはこのツアーから銅貨1つだってもらわないぞ。全部慈善事業に寄付するんだ」


弟マイケルが避けたかったのは、ドン・キングと関わりたくなかったためだけではない。ジョーゼフとも関わりたくなかった。


芸能界の仕事に見せていたジョーゼフの洞察力や勘は、もうすっかり衰えていたのだ。


今回のツアーは訴訟で苦しめられるのではないか、とマイケルとあたしは予測した。そしてその矢先にもう法律関係の文書が飛び交うようになった。


いろんなことが混乱し、ジャーメインは会計士にツアー計画が進んでいるのかどうか問い合わせたことさえあった。


多くの人間が関わりすぎ、権力争いになっているとティトやジャッキーはこぼした。このツアーを正式に発表するために、ニューヨークのタバン・オン・ザ・グリーン・レストランで兄弟たちは記者会見を行った。


このときはドン・キングがほとんど1人でしゃべっていた。しゃべらなかったのは、ドン・キングの記録映画を上映した15分間だけだった。


その後マイケルは、キングがマイケルの代弁をしたり、代理人になったりしてはならないことを決めた。法的な文書をキングに提示した。キングは非常に悔しがった。
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マイケルはこのドン・キングには従わない方向へと意思表示していき、さらなるファミリーの不協和音を際立たせて…さてどうなっていくのでしょう
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ラトーヤ自伝第七章その8へ続く

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