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ラトーヤ自伝第七章その6マイケルへの死の強迫

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫


第七章その6

1981年のツアー以来、マイケルの人気は兄弟たちをはるかにしのぐものとなっていた。だから、この世界的に優れたエンターティナーがなぜわざわざグループの一員としてまた公演するのか、いろいろと取り沙汰された。


まるでチャリティショーのように思われもした。でも真相は、ジョーゼフ、母、そして兄弟たちがマイケルにプレッシャーをかけ、無理矢理にグループに加えさせたものだった。


確かにマイケルは1人だけで素晴らしい才能のあるスターだったが、ジャクソン・ファミリーに囲まれていたほうがもっと素晴らしいと、父はいつも公然と主張していた。


仕事の上でも個人的にも、マイケルがジョーゼフに距離をおけばおくほど、ジョーゼフは何かにとりつかれたようにマイケルをグループに再加入させようとした。


この“再結合”ツアーを仕掛けたジョーゼフの動機は、純粋に感情的なものからきていたのではなかった。


兄弟たちの仕事はもう思うままに取り仕切れないということで、ジョーゼフが苦痛を覚えていたことは確かである。

Don-King-Michael-Jackson.jpg

ところが、突然、マネージャーとしてのジョーゼフに対する過去の争いごとや不満はみんな帳消しにして、父は母と共に純益の15パーセントを受け取る共同プロモーターとして復帰することになった。


もっと驚いたことに、あの母がファミリー・ビジネスにおける一勢力として、支配権を持つかもしれない実力者としての姿を現したのだった。


前年の秋に発表されたその瞬間から、ビクトリー・ツアーは誰にとっても頭痛の種だった。ジョーゼフが命令を出せば、誰もが黙って言われるままに動き、事が運ばれた遠い昔とは時代が違っていた。


父とワイスナ―とデマンを辞めさせて以来、兄弟たちはそれぞれにマネージャーとアドバイザーを持ち、何をするにも簡単にはいかなくなったからである。

don-king 1


マイケルにはフランコ・ディレオとジョン・ブランカがついていた。ほかの兄弟たちと父母にも、それぞれ代理人が控えていた。


それにプロモーター、コーディネーター、アドバイザー志願者、そのほかの取り巻き連中がまるで雑草のように生まれてきて、少しでも有利な地位を手に入れようと家族に付きまとっていた。


そういった人たちの大部分は、あたしたちが会議を開いて話し合い、過半数で決定するやり方に不満を持っていた。


失敗の第一は、何事も派手なボクシングの興行主、ドン・キングをツアーの運営に当たらせると、母とジョーゼフが決定したことだった。


あたしたちは何人かの経験が深くて名も知れたコンサート・プロモーターに面接していたのだが、どういうわけか父はこの仕事にはキングがぴったりだと、兄弟たちのほとんどを説得してしまった。


この自称世界最大のプロモーターは何回もジャクソン家を訪れ、自画自賛の退屈な長話をした。「わたしは…」「わたしは…」と自慢話ばかり延々と繰り返した。


キングが訪問してくると、マイケルとあたしはファミリー劇場最後列に並んで座り、キングの電気ショックにでもあったように逆立った髪型やキラキラする指輪などを見つめ、「どうも信用できないな、ああ、どうしよう」と胸の中につぶやくのだった。

don-king-michael-jackson-tribute.jpg


「今やあなた方は、黒人をプロモーターにしなきゃなりません」堂々とした風采のキングは、子供でも叱りつけるような大声を出した。


「何百万ドル、何千万ドルと稼ぎながら、それをなぜ白人に渡さねばならんのです!」キングの目には金ばかりが映り、もっと大きな問題が見えていなかった。


つまり、これ程のツアーになれば、誰もが肝をつぶすほど大変な裏方業務があるのである。人種とか金とかいった問題ではなく、兄弟たち、特にマイケルの身の安全を守るだけでも大変な苦労なのである。


《スリラー》以来、マイケルは数え切れないほどの死の脅迫を受けており、最初からツアーに反対していた理由のひとつはこの脅迫という問題にあった。

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ドン・キングはマイク・タイソンのプロモーターとして有名ですね、彼の手腕は音楽プロモーターとしてはどうだったんでしょう?ボブ・アラムとならぶ2代ボクシングプロモーターではありますけど…髪はいつしか逆立つようになったらしい…??
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ラトーヤ自伝第七章その7へ続く
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