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ラトーヤ自伝第七章その5母キャサリンへロールスロイスのプレゼント

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫



第七章その5

デザートになる前に、母をプレゼントが置いてある表の方へ連れて行った。
すごい銘柄のブルゴーニュワインを添えた、ベージュのロールスロイスだった。


車には大きなリボンがかけられ、屋根の上で蝶結びになっていた。母はまたうれし泣きした。前回はメルセデスを贈ったので、今回はロールスロイスがいいだろうとみなで考えたのだった。


「今度はね、みんなで“船”を買ってあげるよ」と、ジャーメインは胸を張って言ったけれど、母が船など贈られてどうするか、あたしには想像もできなかった。でも兄弟たちのことだから、いつか本当に船を贈るかもしれない。


またレストランに戻り、あたしは何分か短いスピーチをし、母の目をこちらに向けるようにした。

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「お母さん、この特別な瞬間をあたしたちはみんなで心待ちにしていました。みんながお母さんを愛しているかをお伝えし、お母さんがこれまであたしたちにしてくれたすべてのことに対し、どんなに感謝しているかをお伝えいたします……」


あたしが話している間に、あたしたちが“ダディ”と呼んでいた母の年老いた父が入ってきて、ゆっくりと母の席に近づいてきた。


母が向きを変えて父親を見たとたん、母は「ダディ!」と叫んで泣きだし、抱きついていった。2人ともとても感じやすい人たちだったので、ずっと目をうるませて嬉しそうに語り合っていた。


ジョーゼフは始めから不機嫌で、席に着いたままひげをなで続けていた。そして皮肉っぽく言った。「ケイト、確かにみんなお前のことを愛しているよ」放ったらかしにされたと感じ、おそらくは傷ついた父の思いが、その顔に現れていた。


母の話では、父はときどき、「母の日には、わが家は花でうずまってまるで葬儀場じゃないか。子どもたちはお前を愛しているが、オレのことなんか愛しちゃいないさ」と言っていたそうだ。


家族のだれもが父の誕生日を認めず、お祝いもプレゼントもしたことがない。父に対する辛い悲しい気持ちがそうさせたのだろう。でも、父に申し訳ないという思いはやはり持っている。


ときどき家族そろって出かけることがあると、ジョーゼフは1人でやってきて5分か10分くらい一緒にいると、また黙って1人で帰っていくのだった。


ある年、ジャーメインは兄弟たちを集めて言った。「みんな考えてみろよ、ジョーゼフはのけ者にされているという思いが凄く強いんだ。ぼくたちで何かしてあげなきゃな」


「でも、そんなことしてあげる値打ちなんかない男だよ、本当だよ」誰かが答えた。

「いや、何かやろうじゃないか」ジャッキーが口をはさんだ。長男のジャッキーは家族の中で一番ジョーゼフの虐待を受けているのに、いつも父の味方をした。


ジャッキーのこの発言以来、兄弟はときどき父を食事に連れ出したけれど、母の日とは打って変わって空気は張りつめ、会話もぎこちなかった。


そうした夜のことを、父は父親としての喜びを失って後悔しているからあんなに黙り込んでいるのだ、とでも考えれば慰めにもなったけれど、残念ながら父には後悔している様子などなかった。



1984年の夏、ジャクソンズは、史上最大のコンサート・ツアーを開始した。この演奏旅行は、ジャッキー、ティト、ジャーメイン、マーロン、マイケル、それにランディがいっしょになってレコーディングしたアルバムの名にちなみ、“ビクトリー・ツアー”と名付けられた。


1981年のツアー以来、マイケルの人気は兄弟たちをはるかにしのぐものとなっていた。だから、この世界的に優れたエンターティナーがなぜわざわざグループの一員としてまた公演するのか、いろいろと取り沙汰された。
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確かになんでビクトリー・ツアーはいまさらマイケルとジャクソンズなの?って当時思っていました管理人です…(;一_一)
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ラトーヤ自伝第七章その6へ続く
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非公開コメント

初めまして、ほんまですよね~お誕生日とクリスマスは祝ってはいけないはずですよね。結構でも、ファミリーではどっちもお祝いしていますよね…マイケルはのちのちエホバを脱会したのですけど、キャサリンは敬虔なエホバの証人です。調べてみますね!

はじめまして

キャサリンってエホバの証人ですよね?誕生日お祝いしていいんですかね…。
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