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ラトーヤ自伝第七章その2ジャクソン家の内部事情

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリ-
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫


History


第七章その2

しかし、あたしがどこにどんな理由があって出て行こうと、父があたしを家に置きたいと思えば、どこからでも探し出して、引きずってでも否応なく連れ戻すことはわかりきっていた。うるわしいとは、とても言いかねる光景である。


これがわが家の典型的なやり方なのだが、翌朝、家族の誰もが何事もなかったように振る舞い、昨日の出来事を再び話し合うこともなかった。


それからの数年間、勇気を奮い立たせたり、すっかり絶望的になったりするたびに、いろいろと似たようなことが繰り返されたが、結果はいつも同じであった。


毎回、家出の企てが失敗するたびに、あたしはますます悲しい気持ちになり、自分の余生は本当にヘイブンハーストにしか残っていないのか、と感じられるようになっていった。


今になってあたしは当時を振り返り、わが身を責めている。
ラトーヤ、おバカさんね、どうして家を出なかったの?
必要なものは全部持っていて、失うものなんて何もなかったのに、と。



でも、あの頃は自分の力ではどうすることもできないほどに、愛と恐怖の念で身を引き裂かれる思いだった。


しかし何年も経たないうちに、自分には自分の人生を送る権利があると気づき、ついにはその道を見つけ出すことができたのだった。


あたしの家族にはいろいろ変わったところがあるが、その1つは、両親の行為がたとえどんなにあたしたち子どもを傷つけるものだとしても、“幸福なジャクソン一家”といった和やかな外観に、波紋ひとつ投げかけなかったことだ。


あたしたちはこの“幸福なジャクソン家”という表向きの看板を、世間に対してだけでなく自分自身にも掲げ続けていた。


矛盾していると思われるかもしれないが、父のそのような野蛮な行為や屈辱のさ中にありながら、あたしは今でも家族との美しい多くの思い出を大切に胸に秘めている。

jacksonfamily1.jpg


あたしたちはふざけ合ったり、冗談を言ったりして非常に親密だったし、みんな純粋に心からそう感じていたのだが、それは、実際に家庭内で進行していることを、自分たちで否定する口実になっていた。


家族生活の話を続けよう。
兄弟たちがファミリー・デーと称して、2,3週間ごとに自宅でのジャクソン家恒例の行事を始めたのだった。


たいていはあるテーマが設定され、例えばジャーメインの家など、裏庭にいろいろな娯楽や動物たちやゲームを集め、まるで本物のようなカーニバルをやるといったふうであった。


兄弟姉妹ばかりでなく姪や甥たちとも一緒に過ごせたので、あたしたちはみんなこのファミリー・デーを楽しみにしていた。


おわかりと思うが、兄弟たちは父の残酷な行為への反動のように、それだけ子どもへは深い愛情を注いでいた。


兄弟の1人が初めて父親になったとき、「ラトーヤ、ぼくはジョーゼフがぼくにしたと同じことを、自分の息子にしやしないかととても怖いよ」と、涙を流しながらあたしに話したのを覚えている。


しかし幸いなことに、兄弟たちはそれぞれに、父とはまったく違った態度で子どもに接している。


姪や甥たちはみんな行儀もよく、本当に気分のさっぱりした良い子たちだが、それは叩く代わりに愛情を示し、侮辱ではなく励ましを与えているからなのだ。


時に兄弟の1人が子どもに、「いいかい、パパがお前の年だったころは、そんなことをしたらお父さんに殺されていたよ」と言っているのを耳にしたりすると、あたしの笑顔も思わずこわばったものだった。


ジャッキー、ティト、ジャーメインそしてマーロンも、非常に穏やかで辛抱強い親だから、その息子や娘たちには父親が実際にわが子をたたくなんて信じられないことだった。


「ラトーヤおばさん、パパは小さい時、本当におじいちゃんになぐられていたの?」と、時々姪や甥たちに尋ねられたものだった。


そういうとき、あたしはただうなずくだけにして、すぐ話題を変えた。本当のことを聞かせたら、ジョーゼフおじいちゃんに対して幻滅するだろう、と思ったからではなかった。


孫が生まれると、世のおじいちゃんたちは、それまで仲の悪かった自分の子どもたちとの関係を修復しようという気になるものだ、とほかの家族から聞いたことがある。


悲しいかな、ジャクソン家はそうはいかなかった。
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ジャクソン家はいわば舞台を演じていたのだろうか、カーダシアン家のように?ジャクソン家のリアリティドラマも昨年末確かあったけど、あれも本当は違うのだろうか…
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ラトーヤ自伝第七章その3へ続く
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本当にどんどんファンになっちゃいます!
可愛くて、なんか純粋で文才もあって(^-^)

こんにちは。
ラトーヤさんって魅力的な人ですね!
文章がとっても上手だし、前回アップされている写真も清楚でとても素敵♪
おしゃべりは今でもスィートですしね。
ファンになられたのが分かってきました^^
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マイケルとフレディ・マーキュリーを こよなく愛すオバさんです(^-^)
そしてタケウチのパンが大好きな私、 そんなワタシの最強の愛読書がこれ
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