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ラトーヤ自伝第六章その17殺されかけたマイケル

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫


ライヴ・イン・ブカレスト [DVD]


第六章その17

違反は何もしていないし、本人であることは間違いないのに、地元の巡査が弟の車を止め、免許証と登録証-------弟を引きとめておけるもの------を見たいと求めたことが何回もあった。


あとで正門にいる常連のファンからの話で、ある警官が、「いつかマイケル・ジャクソンの車を片側に寄せ、なぐりつけてやるんだ!なぜだって?奴がマイケル・ジャクソンだからだよ」と自慢そうに話していたことがわかった。


トラブルがマイケルのあとをつけているようだった。皮肉なことに、いちばん怖かったのは、マイケル・ジャクソン当人であることも知らなかった男に出くわした時だった。


マイケルと母は、ビル・ブレイが同行してアラバマ州の母方の祖父の家を訪問していた。


マイケルとビルは午後のドライブに出かけ、ガソリンスタンドに停まった。ビルがトイレに入っている間、マイケルは隣の店であれこれと商品を見ていた。


ビルが出てくると、驚いたことにマイケルが消えていた。「どこだ、ホモ!」弟の愛称でビルは大声で呼んだ。


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(bill bray)

突然、「助けてくれ!助けてくれ!」という声が聞こえた。マイクだった。店の中からの叫び声だった。ビルがドアから跳び込んで行くと、弟が床の上に体を丸め、白人が「お前の全部が憎いんだ!お前が憎い!」と、ぞっとするような毒々しい言葉で叫びながら、弟の頭や腹部を激しく蹴っていた。男は弟のことを、何回も何回も黒んぼと叫んだ。


背の高い中年のビルは、襲ってくる男を押さえつけ、数か所の深い傷から血を流して叫び声をあげていたマイケルに手を貸して起こしてやった。

「何が起きたんだ」とビルは尋ねた。


「奴が棒キャンディを盗もうとしたんだ!」男は弟を指差して言った。「何かポケットに入れるのを見たんだ!」


「やってないぞ!」マイケルは抗議した。
「いや、やった」


「ちょっと待て」ビルは疑いの目で言った。
「キャンディなんて大嫌いなんだ。だから盗むなんてことはしない。そう、棒キャンディを盗むなんてことがあるもんか」


襲った男は、その時相手が誰だか知らずにやったらしかった。彼にとってこの男は、ののしることのできる1人の黒人------黒んぼ-----に過ぎなかった。ビルはマイケルを急いで近くの病院に運び、傷と打撲の手当をさせた。


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母はアラバマから電話し、この事件をあたしたちに話した。あたしたちはみんな怒りと悲しみの声をあげた。どうしてこういうことがまだ起こるのだろうか。


ビルがいっしょにいなかったら、マイケルは殺されていたかもしれなかった。ジャーメインは激怒し、今にもアラバマにすっ飛んで行き、自分の手で制裁を加えかねない様子だった。


自警制度では問題の解決にはならないと、なんとか説得するまでだいぶ時間がかかった。


その代わりとして、店主を相手に訴訟を起こした。外に立っていた2人の少女が暴行を証言し、1人はマイケルのため証人に立つと申し出た。


あたしたちは、人種差別による暴力を阻止しなければ、と痛感したけど、あいにくこの事件では正義は優勢ではなかった。


人種差別者は、詫びる気持ちなどまったくなかった。それどころか、襲った黒人が有名人だとわかり、かえって憎悪の炎を燃やしたのだった。今にもマイケルを殺しそうだった。


ビルは、この男は気がおかしくなっていて、本気で脅迫している、訴訟はやめたほうがいいとあたしたちを説得した。このことではみんな不愉快だったけれど、本当にこうするよりしかたなかったのだ。

Rosa- Parks
(ローザ・パークス)

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本当にひどい事をする人間がいるんですね、アメリカの人種差別は根強いものがあるようですね。
アラバマといえば、インディアンの部族が虐殺されたことが有名ですね。
そして、何といってもローザ・パークス事件(1955年)が口火を切った公民権運動で知られた州です。ローザは公営バスに乗車中、運転手の命令に従わず、白人に席を譲ることを拒み人権分離法違反で逮捕された人です。公民権運動の母と呼ばれました。2005年亡くなっています。

それにしたって、マイケルの「ホモ」なんてニックネーム(;一_一)なんで?

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ラトーヤ自伝第六章その18へ続く

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