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ラトーヤ自伝第六章その15恐怖のストーカーたち

インサイド・ザ・ジャクソン・ファミリー
(1991年9月10日)
原題「LA Toya: Growing Up in the Jackson Family」
著者 ラトーヤ・ジャクソン 訳 高橋伯夫


ライヴ・イン・ブカレスト [DVD]


第六章その15

また、弟の目をひこうとして洋服をパッと脱ぎ、裸でうろうろしていた若い女の子たちのことを覚えている。この光景は、ただそれだけのことなら、たしかに見張りに明け暮れていた日々を明るくしてくれた。


ジャクソンズはみんなファンが大好きだけれど、ぽかんと見とれている人やサインをねだる人たちみんながみんな無害というわけではなかった。


すごく落ち着きのないファンがいるし、ジャクソンズ、特にマイケルとの関係で困った変な考えを持っているファンもいる。


いたるところに姿を現すある女性は、「イエス様がマイケルのためにあたしをここにつかわしたのです。あたしはマイケルの仲間なのです」とガードマンに訴えるのだった。


マイケルに会わせてくれなければ危害を加えると脅迫したので、警察が逮捕し一晩留置したけれど、翌日になるとまた門のところに戻ってきて、お願い合わせて、会わせなさい!会わせないと危害を加えるわよ!と繰り返すのだった。


ガードマンが午後の巡回をしていた時、ホーム・レコーディング・スタジオの寝椅子で眠っている女性を発見した。


隣のキャンディストアで手に入れた甘いお菓子やスナックを食べながら、見つからないまま何日もそこにいたらしかった。警察が留置場に引っぱっていったけれど、案の定、翌日またちゃんと戻ってきていた。


それから間もなく、マイケルとあたしは何回か高い階のバルコニーつきの彼の部屋でビデオを見ていた。変な音がしたので上の手すりを見上げると、こちらをじっと見下ろしている人の姿が見えた。


なんとこの前の女性だった!階段を降りてくるので、2人とも悲鳴をあげて駆け出して出口に急いだけれど、パニック状態だったので戸口で鉢合わせしてしまった。


まるでドタバタ喜劇の無声映画のようだった。どうにか押し分けて通り、廊下を走り抜け、あたしの部屋に逃げ込んで鍵をかけガードマンを呼んだ。やってきたガードマンはまた彼女をつまみだした。


別の日の朝、家族全員がすさまじい音で目を覚まし、何事かと走って表へ出た。小柄な若い女性がプールのまわりをドシンドシン歩き、声を張り上げながら、屈強な男が4人がかりでやっと置いた大理石像を倒しているのが見えた。


像をみんな倒すと、プールと泡風呂、ガス灯の加熱器に通じているガス栓をひねり始めた。


「みんな殺してやる!1人残らず!」その女性はヒステリックな金切り声を上げた。


ガードマンが来るのを待っている間、父は何とか落ち着かせようとした。2人が家の中に入り、父が「オーケー、名前は?どうやって入ったんだ?なんでこんなことをするんだ?」と問いただした。


彼女はジョーゼフ、母、マイケル、ジャネット、ランディ、そしてあたしの順で睨みつけ、スカートを持ち上げ、取り乱した声で、「名前はプッシー、みんなやっつけてやるんだ!みんなだ!憎らしいんだ!みんなマイケルのそばにいるからだ!」と叫んだ。


「何を言っているんだ?」
「みんなが憎らしいんだ!」


と彼女はあたしのほうを見ながら言い、「必ず生きていられないようにしてやる。神がお前たちを殺す!」と続けた。聞き飽きたあたしは部屋から出ていった。

michael-jackson-8-5-09.jpg

それ以後は警備を厳重にしたけれど、それでも心配の種は尽きなかった。本当に悲しいのは、どんなに素敵に見える人でも、見知らぬ人というだけでみな恐れるようになったということだった。


あたしにとって一番恐ろしい出来事のひとつは、寝室の壁紙を張るために雇った若い男のケースだった。


礼儀正しく魅力的な男性で、仕事をしながらあたしと打ち解けた会話を始めた。わずかばかりの仕事を仕上げるのに、わざわざまる一日もかけたという印象はなかった。


“彼は完璧主義者に違いない、素晴らしいことだわ”、そう思った。翌日、仕上げたところに戻って再点検したいと言い出したときも、別に変だとは思わなかった。


彼は戻ってきて、あたしたちはまた和やかに雑談した。サイン入りの写真と推薦状が欲しいと言うので、喜んでそれを渡すと帰って行った。


次にわかったのは、この男が、ラトーヤを愛している、会わせないのなら彼女を殺す!とガードマンに口走りながら、正門のそばをうろうろしていることだった。


「部屋はどこだかわかっている。調べてあるんだ、入り方も知っている」といったそうだ。


できる限り安全なように警備してあるけれども、こんな重大なことは真っ先にあたしに知らされるべきだろう。背筋が寒くなった。“今にもあたしの部屋に現れる”…あんなノーマルな人に見えたのに。


それで終わりではなかった。…
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毎日を見知らぬ人の脅迫や、見知らぬ人の狂信的な思いに苦しめられながら過ごしていたジャクソン家の人々…想像以上の日々を送っていたんですね。
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ラトーヤ自伝第六章その16へ続く

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非公開コメント

熱狂ファンの

あんなに強固に感じる警備をかいくぐって…その執念には圧倒されますね。

セキュリティの隙をついた行動(衝動?)恐ろしいですね(*_*)ジャクソン家に怪我がなかったのは幸いでしたね。。。
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